Archive for 10月, 2023

【彩豊かな実りの季節の花々】10月の花ごよみしらべ

日曜日, 10月 15th, 2023

10月14日(土)に10月の「花ごよみしらべ」を開催しました。
里山は秋の花々や実を観察できる季節へ。今回は48種の開花した植物を観察することができました。

▼クサギの実。果実が熟すと萼が平開し、花弁のように見えます。

▼ノブドウの実。色彩が豊かです。

▼ユウガギク。秋は複数の野菊を観察できます。

▼リンドウ。晴れて気温も高かったため、開いた花をたくさん観察できました。

▼外来タンポポ(もしくは在来タンポポとの雑種)は秋にも開花します。

▼ノタウタケ。秋はキノコの観察も楽しい季節ですね。


▼チカラシバ。ブラシのような穂が特徴です。

▼ノコンギク。松之山ではユウガギクとそろってこの時期に咲く野菊の代表種です。

▼ツリフネソウとキツリフネが同所的に咲いていました。熟した果実をつまむと、種子がはじけます。


▼セイタカアワダチソウ(外来種)。葉の香りを参加者と楽しみました。

▼アオバトの羽が散乱していました。何が起こったのでしょうか⁉

▼花が終わり種子になっているオトコエシにオオカマキリが登っていました。

秋ならではの花々や実りを楽しむことができました。
次回は最終回11月11日(土)の開催です。

秋冬企画展開幕!美人林のものがたりを探ろう。

土曜日, 10月 14th, 2023

10月14日(土)から開館20周年秋冬季企画展「美人林ものがたり-里山の美しきブナの森の秘密-」が開幕しました。
本企画展は平成29年秋冬季企画展がベースとなっているアンコール展です。

美人林の四季折々の美しさの背景を、雪国のブナの生態や里山の暮らしとの関係からひも解きます。
【会期】2023年10月14日(土)から2024年3月10日(日)

企画展の入り口付近には、今年6月に伐採されたブナの切り株がお出迎えします。
年輪を数えてみたり、若い頃と最近の成長の違いを比べてみてください。

展示はパネルを中心に、写真や映像、ブナの森の生物の生体展示や標本で構成されています。
様々な美人林のものがたりに触れていただき、

▼ヤマナメクジの生体展示

▼美人林の間伐材を使用したプルトーイ。ミュージアムショップでもお求めいただけます。

秋の紅葉、冬のスノーシュー利用と合わせてご覧ください。
皆様のご来館をお待ちしています。

定例探鳥会報告とこども探鳥会のご案内

水曜日, 10月 11th, 2023

9月の定例探鳥会の報告

2023年9月23日(土)午前5時から8時まで
キョロロの森から松口地内周回コース(約3㎞)
天気雨のち曇り

参加者大人6名

雨の中の探鳥会でしたが、越道川ではエクリプスと呼ばれる非繁殖羽のオシドリのオスとメスが川面を泳ぐ姿が確認できました。まもなく美しい繁殖羽のイチョウ羽に生え変わります。

エナガやイカルの群れが雨の中、木々の間を飛び交っていました。

キジバトが「デデッポッポー」と胸を膨らませて鳴く姿も見られ、秋遅くまで繁殖する様子がうかがえました。

鳥合わせをしているとようやく雨が上がり、チュウダイサギ、アオバト、カケスが現れるなど鳥の動きが活発になりました。

いよいよ鳥の渡りが見られる季節を迎えます。

確認種数20種

オシドリ、キジバト、アオバト、アオサギ、チュウダイサギ、ノスリ、フクロウ、アオゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、メジロ、ムクドリ、キセキレイ、イカル、ホオジロ

探鳥会で撮影された野鳥

アオバトの群れ 加藤撮影

エナガ 村山撮影

エナガ 村山撮影

エナガ 村山撮影

ハシボソガラス 加藤撮影

イカル 村山撮影

キジバト 村山撮影

キジバト 加藤撮影

キジバト 加藤撮影

キジバト 加藤撮影

ノスリ 村山撮影

オシドリ オスのエクリプス 加藤撮影

10月の松之山こども野鳥の会主催のこども探鳥会のご案内

【日時】令和5年10月14日(土) 午前8時から9時30分まで
【集合】まつのやま学園駐車場 雨天の場合はまつのやま学園のピロティ
【探鳥コース】まつのやま学園周辺
【その他】探鳥後、鳥合わせをして解散します。

主に小中学生が対象ですが、どなたでも参加できます。小学3年生以下は保護者同伴でお願いします。参加をご希望される方は「森の学校」キョロロ(℡025‐595-8311)にお申し込みください。