珍鳥「カヤクグリ」松之山で初確認

今月2月1日に、松之山温泉の旅館から「窓ガラスに衝突した野鳥が落ちていた」とご連絡いただき、松之山野鳥愛護会と確認したところ、これまで松之山では記録がなかった「カヤクグリ」だとわかりました。
カヤクグリ(イワヒバリ科カヤクグリ属)は高山や亜高山帯で繁殖し、冬季には低山や丘陵地にも飛来する日本特産の野鳥です。名前の由来は、冬季は茅(ススキなど)に潜むように暮らし、姿を見せず藪の下を潜ることに由来するとのことです。全体的に(特に上面)こげ茶色、下面は灰黒色で、頬に細かな白斑があります。
松之山野鳥愛護会によると、1981年からの松之山での記録種数は今回のカヤクグリの確認で149種となりました。

この個体は、全長14㎝、翼開長22㎝、体重22.6gでした。

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