【市民協働調査】川虫しらべ【中沢川】

本日は2023年度最初の川虫しらべでした。
昨年度はキョロロの森のなかを流れる小坪野沢で調査を行いましたが、今年度は色々な河川・場所に行ってみたいと思います。

初回は、松之山の兎口~光間を流れて越道川に流れ込む「中沢川」で調査を行いました。
この日の水温は11℃くらいで、風もひんやりとしていましたが、定員10名の方々は濡れながらも、たくさん生き物を採集してくれました!

網で川虫を捕まえ、ピンセットで優しくつまんで、白いバットのなかに集めました。
白いバットに入れると生き物のカタチや動きがよく見えるので、観察にも適しています。

様々な昆虫やサワガニ、魚も捕れました。

中沢川では、合計42種の生き物が確認されました。
限られた範囲、限られた時間で、結構な種類が捕れたと思います。
また、現れた生き物のほとんどは、上流~中流の環境にすむ生き物で、「きれいな水」の水質指標になっているものが多く見られました。
ECやpHも測定していますが、総合的に見て、とてもきれい・健全な河川と言える結果でした。

次回(5/27 土)は「越道川」で調査したいと考えています。
思い切り調査・採集したい方は、ウェーダー/胴長ぐつがあると良いかと思います(普通の長靴はキョロロでも貸出しています)。

皆さんのご参加をお待ちしております!

【確認された生物】ウェストントビイロカゲロウ、トビイロカゲロウ属の一種、オオクママダラカゲロウ、クロマダラカゲロウ、フタマタマダラカゲロウ、フタスジモンカゲロウ、モンカゲロウ、マエグロヒメフタオカゲロウ、ヒメフタオカゲロウ、シロハラコカゲロウ、M1コカゲロウ、ミヤマタニガワカゲロウ属の一種、キブネタニガワカゲロウ、タニヒラタカゲロウ、チラカゲロウ、ニホンカワトンボ、ホンサナエ、コシボソヤンマ、オニヤンマ、オナシカワゲラ属の一種、モンカワゲラ、カミムラカワゲラ、フタツメカワゲラ属の一種、オオヤマカワゲラ、クサカワゲラ属の一種、ヒロバネアミメカワゲラ、ヘビトンボ、マルガムシ、ヒラタドロムシ科の一種(未同定)、シロズシマトビケラ、ウルマーシマトビケラ、ナミコガタシマトビケラ、クレメンスナガレトビケラ、カクツツトビケラ属の一種、ヤマガタトビイロトビケラ、クロヒメガガンボ属の一種、ガガンボ属の一種、ハマダラナガレアブ、サワガニ、カワニナ、ナミウズムシ、アブラハヤ

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