雪降る中でもカラスのクルミ割り

25日(土)に2月の定例探鳥会が行われた。あいにくの雪降りの中での探鳥会となった。水雪混じりの寒い日だったが、ハシボソガラスが盛んにクルミ割りをしていた。路面には1センチほどの雪が積もっていたが、それでもカラスは高いところからクルミを落として挑戦していた。繰り返している内に、クルミは割れている。カラスのクルミ割りを目撃してから20年以上は経つ。ここ松口に定住しているハシボソガラスも一年を通してクルミ割りをしている。

割れたクルミに嘴を差し込んでいるハシボソガラス

雪に付いた跡から、カラスの行動を読み取ろう。

カラスにより高いところから落ちたクルミが画面の左から転がってきた跡と、それを拾いに降りたカラスの跡。カラスが路面に着地した跡は大きな二つの穴、そして、その両脇に羽の跡。足跡に続き、クルミを咥えた場所(足跡が複数付いているところ)が読み取れる。

雪が降りしきる中、イチョウの木で休むヒヨドリ2羽

スギの木の下の路面で何かの実をついばむカワラヒワ

探鳥会の途中での発見

雪の中を舞ってきたユスリカの仲間

雪間の斜面で見つけた春 芽が膨らんだフキノトウ 早く春が来ないかなあ!

 

今回の探鳥会で確認した鳥
 カワアイサ(1♀)、ヒヨドリ(数羽)、カワラヒワ(数10羽)、カケス(5羽)、ハシボソガラス(2羽)
以上5種

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撮影日:2012年2月25日

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