季節外れの脱穀

現在キョロロ館内は7/20から始まる「キョロロ大昆虫展」に向けて、展示入れ替えの時期となっています。
昨年の秋の稲刈り時にはせ掛けしたこのイネも、ついに撤去の日がやってきました。

でも、ただ撤去するだけではもったいないので、一緒に展示していた「足ふみ脱穀機」と「唐箕」を使って、季節外れの脱穀作業をミニイベントとして開催しました。

まずは準備。
足ふみ脱穀機にむしろを撒いて、籾の飛び散りを防ぎます。

その後、館内のはせ掛けしたイネをはずし、束ねてある部分をきつく締めます。
この作業で、脱穀時にイネが抜けるのを防げるそうです。

お手本を講師で来ていただいた一善さんからレクチャーしてもらいました。
どんどん出てくる籾に皆さん興味津津です。

綺麗に籾がとれた稲束を見て、皆さんから歓声と拍手が起こりました!おぉ~

その後は参加者の皆さんにご協力いただきながら、脱穀作業を進めました。
回転するドラムに注意です。

最後に、唐箕を使って良い籾と悪い籾を分別していきます。
展示しているときにも来館者の方々にハンドルを回してもらう体験をしていただいていましたが、
実際に籾を分別する体験、今ではなかなかできません。
風の強さ、落とす籾の量を調節しながら、選別しました。

教科書では見たことがあっても、実際にはじめて使うところを体験できたという声もあり、
短い時間ではありましたが、今では貴重な体験をすることが出来ました。

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撮影日:2013年7月14日

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