ギフチョウ産卵 パールグリーンの輝き

春の女神「ギフチョウ」の産卵

キョロロで生体展示しているギフチョウが昨日産卵しました。

生体展示の様子

4月24日に交尾済みの雌雄一番を飼育ケースで生体展示をしていました。昨日29日の朝、雄が死んでいました。メスはなかなかカンアオイの葉に止まってくれませんでした。お腹がずいぶん大きくなっていたので、これは試しと指に載せカンアオイの葉に止まらせました。すると、腹端を葉に近づける仕草を見せたと思ったらすぐに産卵を始めました。昨日は合計31卵産みました。

最初の産卵の様子です。ここには、16個産卵しました。

次に自分で移動して、産卵を続けました。

葉の傾きもあり、葉の表にも産卵しました。

卵の拡大図です。産卵直後のパールグリーンの輝きは美しいですね。

今日30日は、キョロロは休館日です。

ギフチョウの生体展示はまだ続いています。是非、ギフチョウの卵を見にキョロロにお出かけください。

この卵は、1週間から10日でふ化して幼虫になると思われます。貴重な記録をとることができます。

また、これらの卵は、5月17日に行われる絵本作家舘野鴻さんと元研究員で京都外国語大学准教授の畑田彩さんによるギャラリートークの日までには、きっとふ化して幼虫になっていることと思います。お楽しみに!

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撮影日:2014年4月29日

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