雪里の伝統祭事「十二講」(イベント)のご案内

キョロロでは、27日(日)に、毎年恒例となっている「十二講」イベントを開催します。
山の神様にお祈りする参加者(昨年度の様子)

かつての雪里では、雪が降り積もっているこの時期に山に入り始め、伐った木を、雪ぞりを使って運び出しました。「十二講」はそんな山仕事の無事を山の神様に祈願する祭事です。しかし、人と山の関わり方が変化したこともあって、松之山では数十年前に途絶えてしまったそうです。

そこで、キョロロでは雪里の伝統文化を継承・発信する目的で、毎年、地域の方々の協力を得ながらイベントとして開催しています。


「カラコ」というお団子を参加者みんなで作り、一部を「ワラツトッコ」というワラ製の筒にいれて山の神様にお供えした後、残りのカラコをゆでて試食します。
雪里の伝統文化を楽しみながら体験できるイベントです。

米をすりつぶしてカラコを作る参加者(昨年度の様子)

また、当日は食文化体験工房「さとやまキッチン」にて、『カラコ定食』も味わえます。雪里ならではの懐かしく素朴な味を楽しめますよ♪
カラコとけんちん汁がセットとなったカラコ定食の写真

ぜひお誘い合わせの上、キョロロまでお出でください!!

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撮影日:2016年1月22日

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