キョロロの森で、春を告げる花、マルバマンサクの開花が始まりました。
「まず咲く」がなまって「マンサク」と呼ばれるようになったとも言われており、雪里の春を告げる代表的な樹木です。十日町では「シシワライ」とも呼ばれています。開花状況から1週間ほど前には開花が始まっていたような雰囲気でした。例年にない小雪のためか、このキョロロ通信では過去最も早いマルバマンサクの開花のお知らせとなりました。
フキの開花も始まっています。小さな花がたくさん集合した雄株です。
オオバクロモジの冬芽もだいぶ膨らんできました。
日当たりの良い斜面では、ブナの根明けも始まっています。今年は例年になく早い雪消えとなりそうです。
キョロロの周りの雪もだいぶ少なくなり、地面からフキノトウが顔を出しています。
3月中には積雪がなくなってしまうような気配です。
春を感じて、雪里の生き物の活動も徐々に始まってきました。
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撮影日:2016年3月13日