【TV放映】伝統行事「十二講」の様子が放映されます【NHK新潟ニュース610 「にいがたスイッチ」】

2018年2月7日(水)18:30〜19:00の間、NHK新潟放送局「新潟ニュース610」の「にいがたスイッチ」内「教えて!あなたのイチオシ」コーナーにて、リポーターの古澤佳代さんが「森の学校」キョロロで雪里の伝統行事「十二講」を体験された様子が放映されます。

■放映日(予定):2018年2月7日(水)18:30〜19:00の間(10分ほど)
■放送局:NHK総合(新潟県内のみ)
■番組ホームページ:http://www.nhk.or.jp/niigata/program/b-det0000.html

かつての雪里では、雪が降り積もっているこの時期に山に入り始め、伐った木を、雪ぞりを使って運び出しました。「十二講」はそんな山仕事の無事を山の神に祈願する祭事です。しかし、人と山の関わり方が変化したこともあって、松之山では数十年前に途絶えてしまったそうです。

2018年の十二講のご案内はこちら http://www.matsunoyama.com/kyororo/blog/?p=2623

NHKの取材前の準備(お米のすりつぶし)

米粉を水で練って作ったからこ

リポーターの古澤佳代さんも自らお米を擂ってみました。

この粉で作った直径1,2㎝の米団子を、わらつとっこに12個詰めます。

弓矢にしっかりと結びつけます。

茹で上がったからこを地元に伝わっている醤油の実で古澤リポーターに食べていただきました。

茹で上がったからこの水を切り、地炉の炭火で焼き醤油の実で食べるととてもおいしいです。

「わたし」にからこを乗せ、炭火であぶると香ばしさが増します。

今日は取材のために順序は逆ですが、この後外に出て山の神にお祈りを捧げました。

12個の団子を詰めたつとっこと弓矢を山に向けて供え、その年の木の切り出しなどの山仕事の安全をお祈りしました。

2mを超す雪の上での伝統行事です。今回の寒波でようやく松之山らしい雪の量になりました。取材の皆さまお疲れ様でした。

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撮影日:2018年2月1日

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