「森のめぐみふれあい木育体験2021」が開催されました。

9月25日(土)に「森のめぐみふれあい木育体験」(主催:妻有木育推進協議会)が今年もキョロロの森を会場に開催されました。昨年に引き続き2回目の開催です。十日町市内の森の達人の皆さんが集結し、樹木伐採のデモンストレーション、伐採木を積み上げての昆虫ハウス作り、木のおもちゃ体験、スウェーデントーチ作り&焚き火で焼き芋など、森のめぐみを感じることができる盛りだくさんな木育体験が行われました!

まず最初にスギの伐採のデモンストレーションを見学しました。

ズドーンという大きな音と共に倒れるスギの木。
伐採されたスギは枝の処理や玉切りがその場でなされ、十日町森林組合の方の見事な技をじっくりと見学しました。
伐採は、樹木の「命」が木材として使われていく中の最初の作業で
す。
南魚沼地域振興局の方から、間伐の意味や注意点などレクチャーをいただきました。



輪切りにされたスギはお土産に参加者に配られました。

次は森林整備の体験を行いました。
林内の低木を伐採し、それを積み上げて昆虫の産卵場所や隠れ家となる「昆虫ハウス」をみんなで作りました。
ノコギリを使って自分の手で木を切り進めると、林内がどんどんすっきりとしていきます。
果実が実る、花が咲くなど、一部の樹木は伐り残し、鳥や昆虫も利用しやすい森づくりも目指します。
明るくなった林内に整備の効果を肌で感じながら、森への人の関わりについて体験しました。


伐採したスギを使って、近年人気のスウェーデントーチづくりのデモンストレーションも見学しました。
チェーンソーをかっこよく扱う姿に、「僕も大人になったら使ってみたい」との声も。
事前に用意したスウェーデントーチで焼き芋を作り、秋の味覚もお持ち帰りいただきました。

管理棟では「森のおくりもの」さんによる木のおもちゃ体験が行われました。
木の手触りやぬくもりを感じながら、木のおもちゃで遊ぶ楽しそうな子どものたちの声が響きます。
地域の木で作られた木のおもちゃを手に、大人も夢中になってしまいます!


木材生産、生き物のすみか、おもちゃ、燃料など、森の様々なめぐみを体験を通じて感じることができた木育体験。
森のめぐみにふれる素敵な時間を過ごすことができました!

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