【開催報告】<大地の芸術祭2022特別企画ワークショップ>新種創造!プラモ虫を作ろう

大地の芸術祭2022特別企画ワークショップとして、7月10日(日)に大地の芸術祭参加アーティスト橋本典久氏を講師に「新種創造!プラモ虫を作ろう」を開催しました。
橋本さんはキョロロにある「超高解像度人間大昆虫写真 life-size」や「ZooMuSee」の作家さんです。
今回はプラモデルのパーツ使って、説明書無視のオリジナル昆虫づくりを行いました!

最初に、材料となるプラモデルを選びます。
表紙の完成図のみを参考に、どんなパーツが入っているか想像します。
大人にはとても懐かしいプラモデルたちも(笑)

パーツを外し、形をみながら接着剤でくっつけていきます。
「この形、角に使えるかな」「羽根に使えそう」形をくっつけながら、オリジナル昆虫の名前や生態も考えていきます。

作成したオリジナル昆虫には名前を付け、野外の自然の中で「生態写真」を撮影しました。
「イトカマキリ」「カタナムシ」「オウカンカブリ」など、それぞれ形の特徴を表した個性的な昆虫たち。
葉の上、草むらの中、枝にしがみつく、などそれぞれの生態を反映した写真となったかな?



最後に、作った昆虫を発表し合いました。
「森林に住んでいる草食系の昆虫だが、天敵の鳥に対しては大ダメージを与えるほどスゴイ」
「6つの目があって、望遠鏡のような役割もはたす」
「ヨロイ虫科で一番巨大な昆虫。足が2本なのは、羽根に1対の足が進化したから」
「オスにだけ王冠があり、立派な王冠はメスにモテる」
など、それぞれとても興味深い生態を持っています!

豊かな創造力で作られた新種昆虫たちが誕生しました。
これらの新種昆虫は8月中旬までキョロロに展示してあり、来館者の皆さんに見ていただいています。
子どもたちが考えた新種昆虫たちをぜひご覧ください!

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