ブナのたね 大豊作の予感
2011年 2月 21日at 11:40 AM 研究員 小林誠 @①生き物だより
最近、なんだか妙にブナの枝先が赤くはないでしょうか?
松之山のいたるところで、そんな光景をよく目にします。
ブナ林にいって落ちた枝を見てみると、枝先にはびっしりと花芽が付いています。
普段見るブナのほっそりとした冬芽と違い、中に雄花と雌花が入っているので、ぷっくりとしています。
キョロロ周辺でブナの枝先をよく観察してみると、冬芽のほとんどが花芽で、しかもほとんどすべての木が大量に花芽をつけているようです。
ひょっとすると、今年はブナのタネの大豊作年になるのかもしれません。
ブナは5~7年に一度タネの大豊作年が訪れるといわれていますが、前回の大豊作は平成17年(2005年)なので、そうであれば6年ぶりです。
いまからすごく楽しみです!
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撮影日:2011年2月21日