Archive for 1月, 2009

婿投げを見てきました

木曜日, 1月 15th, 2009

1月15日の婿投げといえば、奇祭として有名な松之山の伝統行事です!
雪の降りしきる中、私もさっそく見に行ってきました。

雪の坂を上って、あのてっぺんにある神社から新婚の婿どのが投げられるはずです。
お酒をたっぷり飲んで(飲まされて?)、投げ飛ばされる恐怖を和らげているとか。

いよいよ担ぎ出され・・・(中央の紺色着物姿がお婿さん)

1,2の3っ!

白い足袋が宙に。
あまりいい角度で写真が撮れず、臨場感のある報告ができなくて残念です・・・

婿どのを無事投げ終えて、周りの皆さんも雪に飛び込んでいました。

たくさんの方に見守られ、きっと幸せになられることでしょう!

温泉街には、こんなにかわいい案山子夫婦とかまくらがありましたよ。

このあと、「墨塗り」へと祭りは進行していくはずです。
顔中を真っ黒に塗りあって、今年一年の無病息災を願うとか。
一足先に私は失礼して・・・・
(来年こそは、塗られても大丈夫な格好で、真っ黒になろうと思います!)

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撮影日:2009年1月15日

花餅祭りⅡ

日曜日, 1月 11th, 2009

昨日準備した花餅ですが、今日は本番です。昨日準備したお餅を薄く切ると、花のようです。緑のお餅は葉っぱを表しています。

これを若木迎えで採ってきたモミジに飾ります。

できあがったら、とても華やかで、本当に花が咲いたようです。

地元では、これを1月いっぱい飾り、飾り終わったお餅はしょうゆや砂糖で炒って食べるそうです。

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撮影日:2009年1月11日

若木迎えとどんど焼き

日曜日, 1月 11th, 2009

雪山へと分け入るなが~い行列。
今日は伝統行事復活イベント・若木迎えの開催日です。こうしてみんなで山に入り、山の神様に新年の挨拶をします。昔は1月11日の若木迎えをもって、山の仕事始めとしたそうです。

祭壇をつくり、みんなでお参りします。
このあと若木を切ってきて、燃やして煙をあびると若返る、という言い伝えです。
切り出した若木を手に、はいチーズ!

昔は各家庭で若木を持ち帰り、地炉(囲炉裏)で燃やしていたそうですが、今日はどんど焼きと一緒に燃やしました。

甘酒を飲み、ニシンやスルメを火であぶって食べました。けむりの香ばしいにおいがして、なんともいえないおいしさでした!

お昼からは、館内で小正月の伝統的な飾りつけである「花餅祭り」が行われました。
詳しくは、大脇研究員が報告してくれると思います。乞うご期待!