Archive for 10月, 2009

稲こき

土曜日, 10月 24th, 2009

先日(10月11日)、キョロロの田んぼ稲刈りイベントがありました。そこで参加者のみなさまと一緒に刈り取った稲はどこにいったかというと、キョロロの近くにお住まいの方に場所をお借りして、こうして干してあったのでした(はせかけといいます)。

そろそろ乾いたんじゃないかな、ということで、昨日、稲こき作業を行ってきました。秋晴れで、作業してると暑い暑い・・・。

機械に束ごと稲を送ると、見事にもみとワラにわけてくれます!昔は千歯こきで手作業でやっていたのか・・・と思うと、やっぱり文明の発達をありがたいと思ってしまいます。

実は、キョロロの館内にも、棚田展に合わせてはせ場を作ってあります。そこに干してある稲は、昔ながらの千歯こきでこき、唐箕(とうみ)でより分け・・・というふうにしてみたいと思います!
どれだけ大変な作業なのでしょうか??

季節はずれの・・。

木曜日, 10月 22nd, 2009

めっきり朝晩寒くなってきました。
植物達もそろそろ来年度の準備に取り掛かりたいところ・・・のはずなのに。
この時期にスミレの開放(かいほう)花が咲いていました。

スミレは、1年中花を咲かせています。春先は紫の花弁がついた開放花(この写真のような花)が多く咲き、その後は閉鎖花(へいさか)と呼ばれるつぼみのままの花をつけます。
閉鎖花は、自分の花粉によってのみ種子を結実させる自殖(じしょく)を専門に行うための花になります。

写真の左に花茎と後ろを向いた果実らしきものが写っていると思いますが、これは閉鎖花由来の果実です。

松之山では秋にこのような光景にちらほら出会います。この花は結実できるのでしょうか?

まだ冬も来ていないのに、来春がまちどおしくって仕方無いのでしょう。
それは私も同じですが・・・(笑)。

map_link_img地図へのリンクはこちら
撮影日:2009年10月18日

秋晴れ

月曜日, 10月 12th, 2009

きのうに引き続き今日もさわやかに晴れ渡った松之山。
秋を感じに、須山へ行ってみました。

ムラサキシキブの実です。きれいな紫色ですね。名前といい、姿形といい、なんとも上品な香りのする植物だと思います。

ヘビイチゴの仲間でしょうか?葉っぱのふちに並んだ水滴が玉飾りのようでかわいらしい!!

ツルリンドウの実も、赤く大きくなってきました。余談ですが、うちの夫は「つるりん堂」という本屋さんを作ってみたいそうです。なんだか、頭がつるつるの店主が座っていそうな本屋さん・・・。

ヒメマルハナバチだと思います。地面で体のおそうじをしていました。
マルハナバチたちの活動も、そろそろ終りを迎える頃です。新しい女王蜂が誕生して、越冬の準備を始める頃でしょうか。