Archive for 7月 14th, 2013

市民協働アリ調査 in 松之山

日曜日, 7月 14th, 2013

昨日は毎月恒例のアリ調査を松之山公民館のお隣にあるグラウンドの周辺で行いました。
この通り、ごく普通の桜の並木道です。

先月同様、まず何種類のアリがいそうかを参加者の方々に予想してもらいました。色々な予想がありましたが、5種類くらいと答えた方が多かったです。

採集方法の説明の後、みんなで採集です。並木道を歩きながら、木の幹や地面を歩いているアリをペットボトルで作った吸虫管で採集しました。

採集の後は、採れたアリをキョロロに持ち帰って液浸標本作りです。

採れたアリを、大きさや色、形でグループ分けした後に、虫眼鏡や顕微鏡を使って観察をしたり、図鑑で名前を調べたりして液浸標本を作りました。

結局、この日採れたアリは全部で
9種類。中には十日町市ではまだ採集記録がないヒラフシアリも含まれていました。

一見、何の変哲もない身近な場所にも意外とたくさんのありんこがいるものですね。ぜひ皆さんも身近な公園や神社でありんこを探してみてください。色々な発見があるかもしれませんよ♪

 

 

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撮影日:2013年7月13日

7月20日より『キョロロ大昆虫展』開催です!

日曜日, 7月 14th, 2013

「森の学校」キョロロでは、アートと昆虫を思う存分楽しめる夏の企画展
「キョロロ大昆虫展」を7月20日(土)から開催します。
世界と十日町市の昆虫をテーマにした展示では、世界各地の不思議な
形をした昆虫や、十日町市に生息する昆虫を実際に生きたまま展示します。



昆虫アートをテーマにした展示では、若きアーティストの奥村巴菜さんによ
る陶器でできた昆虫アート“陶虫”や、昆虫をモチーフにしたアクセサリー
を展示します。
超高解像度人間大昆虫写真“life-size”を手掛けるアーティスト、橋本典久さんらによる作品では、小さな昆虫の体に生える毛の1本1本まで見える巨大写真を通して、まるで人間の方が小さくなってしまったような日常ではありえない世界を体感することができます。

また会期中には、十日町市が生んだ昆虫博士、故 樋熊清治氏が、新潟県内各地で集めた昆虫コレクションも展示し、十日町市の昆虫を愛し、その保護活動に心血を注がれた樋熊先生の功績や調査の手法を紹介します。

さらに、日本のクワガタ・カブトムシにさわり放題の夢空間『クワカブルーム』が今年もオープンします。生きたクワガタ・カブトムシを実際に自分の手で触れてみることで、体のしくみや動き方、エサの食べ方などを詳しく観察することができます。

この他にも、昆虫に関するクイズやお絵かきコーナーなど、遊びながら学ぶことのできる企画が満載です。今年の夏は「森の学校」キョロロで、アートと昆虫をたっぷり堪能してください。

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撮影日:2013年7月14日

季節外れの脱穀

日曜日, 7月 14th, 2013

現在キョロロ館内は7/20から始まる「キョロロ大昆虫展」に向けて、展示入れ替えの時期となっています。
昨年の秋の稲刈り時にはせ掛けしたこのイネも、ついに撤去の日がやってきました。

でも、ただ撤去するだけではもったいないので、一緒に展示していた「足ふみ脱穀機」と「唐箕」を使って、季節外れの脱穀作業をミニイベントとして開催しました。

まずは準備。
足ふみ脱穀機にむしろを撒いて、籾の飛び散りを防ぎます。

その後、館内のはせ掛けしたイネをはずし、束ねてある部分をきつく締めます。
この作業で、脱穀時にイネが抜けるのを防げるそうです。

お手本を講師で来ていただいた一善さんからレクチャーしてもらいました。
どんどん出てくる籾に皆さん興味津津です。

綺麗に籾がとれた稲束を見て、皆さんから歓声と拍手が起こりました!おぉ~

その後は参加者の皆さんにご協力いただきながら、脱穀作業を進めました。
回転するドラムに注意です。

最後に、唐箕を使って良い籾と悪い籾を分別していきます。
展示しているときにも来館者の方々にハンドルを回してもらう体験をしていただいていましたが、
実際に籾を分別する体験、今ではなかなかできません。
風の強さ、落とす籾の量を調節しながら、選別しました。

教科書では見たことがあっても、実際にはじめて使うところを体験できたという声もあり、
短い時間ではありましたが、今では貴重な体験をすることが出来ました。

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撮影日:2013年7月14日