探鳥会の報告
土曜日, 12月 27th, 2014(キョロロ付近の今朝7時頃の気象状況:天気 雪、気温 -2℃、降雪量 23㎝、積雪深 222㎝、風有り)
市民協働調査 探鳥会の報告
積雪が2mを越えている中、7人の参加を得て定例の探鳥会が行われました。時折雪が降りましたが、雲が切れて青空が広がる探鳥会日和になりました。2mの雪の壁がある集落内と越道川沿いを観察しました。
12月としては大雪となり、キョロロの入り口付近では2mを越える雪の壁ができています。
越道川では、カルガモの親子と思われる群れが見られました。
河原の石の上で、カワガラスがしきりに尾羽を上下していました。
ハシブトガラスがキリの枝で羽繕いをしていました。おめかし中でした。
トビがカラスの縄張りに入ってきて、追い払われてしまいました。
今年は初雪がいきなり大雪になり、ムクドリの大群がこの地域の柿の実を殆ど食べ尽くしてしまいました。殆どの柿の木では、蔕(へた)だけしか残っていません。キハダやコシアブラの実も殆ど成っていない今年は、冬の鳥の餌が極端に少なくなっています。
何カ所かに実が残っている柿の木は、鳥たちの大切なレストランです。
冬鳥のツグミにとって柿の実は毎年大切な食べ物です。
アオゲラも木にいる餌を必死に探し回っています。
でも、アオゲラにとっても柿の実はすぐに手に入る餌となっています。
おいしそうに食べていました。
今回参加した皆さんです。
観察した鳥 18種
カルガモ、トビ、アカゲラ、アオゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、メジロ、カワガラス、シロハラ、ツグミ、スズメ、ウソ、イカル
冬鳥は、シロハラ、ツグミ、ウソの3種でした。
参加者 7名
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撮影日:2014年12月27日