奇妙な氷の造形
火曜日, 12月 9th, 2014(今朝の気象状況:天気 曇り時々雪、気温 0℃、降雪量 0、積雪深 85㎝、弱い風)
今日はキョロロは休館日です。
どうやってできたの?
今朝、かまぼこ形の車庫の屋根に奇妙な形を見つけました。よく見ると、氷の棒が変形しているもののようでした。
望遠レンズで拡大してみました。氷の棒がぐにゃっと曲がっているものでした。さて、どのようにしてできたのでしょうか。皆さんはどう考えますか。
まず屋根雪の溶けた水が、トタンの波板の溝に沿って凍ります。その後、屋根に積もった雪がゆっくりと下に降りはじめ、凍った氷の棒を押し下げたのですが、このとき、氷の棒の先端がトタン板から離れなかったために、途中が持ち上げられたのでしょうか。いろいろな条件が重なりできた氷の造形ですね。初めて見たと思います。
今朝の雪里の風景です。
朝、雲の切れ間がありましたが、すぐに雪雲に変わり、ときどき雨か雪が降っています。
雪里に朝靄がかかっていました。
残っている渋柿ですが、寒さを通して熟れてだんだん甘くなってきています。これから野鳥のごちそうになります。
大地の芸術祭の作品、「黎の家」も雪化粧をしています。来年の第6回大地の芸術祭では、食文化の提供があるようです。
湿り気が多いのために、積もった雪が競りだし、雪庇を造っています。
屋根に競り出した雪庇の下は、落雪による事故が多いのでとても危険です。近寄らないようにしましょう。
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撮影日:2014年12月9日