初夏の花々を満喫。6月の花ごよみ調査
土曜日, 6月 15th, 2019大厳寺高原キャンプ場周辺を会場に6月の花ごよみ調査を開催しました。
前回1ヶ月前の花ごよみ調査では残雪が林内にありましたが、今月は清々しい高原の草地や森を歩きながら初夏の花々を観察することができました。今回は51種類の植物の開花を確認しました。
ちょうど花盛りのサワフタギには、鮮やかなホタルガの幼虫が食事中でした。
ちょうど花盛りのタニウツギです。
松之山ではダンジロウバナ、カジバナとも呼ばれ、綺麗な花ですが家が火事になる、ツツガムシを媒介するなど俗説がある植物です。
エゾアジサイの葉にアカスジキンカメムシが休憩をしていました。
メタリックなカメムシです!
ブナ林を代表する初夏の花、ギンリョウソウです。
菌従属栄養植物と呼ばれ、光合成をせず菌類から一方的に栄養を奪って生きる植物です。
イワナシの実が大きくなってきました。
もうそろそろで食べごろでしょうか?
日当たりのよい斜面ではアカモノの小さく可憐な花が咲いていました。
日本海側に特有のガクウラジロヨウラクです。
太平洋側のウラジロヨウラクに比べ、がく片が長いのが特徴です。
今年度の花ごよみ調査は、大厳寺高原キャンプ場周辺を会場に10月までの第3土曜日13:30~16:00に開催しています。みなさんのご参加お待ちしております!