Archive for 1月, 2020

【満月のブナ林探検】のご案内

金曜日, 1月 10th, 2020

\満月のブナ林を散策しよう!/
静まり返った夜のブナの森、雪面に伸びるブナの月影、満月の夜ならではの幻想的な明るいブナ林をスノーシューを履いて散策します。
ブナ林に詳しいガイドのご案内で、普段はなかなか体験できない特別なひと時を過ごしませんか?
悪天候の場合は中止となります。催行は天気次第。満月がきれいに見える夜となることを祈っています。
皆様のご参加お待ちしております。

【日時】2020年2月9日(日)19:00-20:00
【定員】10名(予約制)
【体験料】大人500円、小中高300円、小学生未満・友の会会員無料
【集合】「森の学校」キョロロ
【お申込み】「森の学校」キョロロまでお電話ください。
【装備】防寒対策をしてお集まりください。スノーシューはご用意いたします。
※悪天候等により月が見えない場合は中止します。催行中止の場合は当日ご連絡いたします。

若木迎え・どんど焼き・花餅かざり(2020年)

木曜日, 1月 9th, 2020

1月5日(日)に小正月の伝統行事イベント「若木迎え・どんど焼き・花餅かざり」を開催しました。遠くは大阪から毎年ご参加いただいている方々を含め、今年も多くの参加者の皆さんと新年のイベントを開催することができました。

まずは「若木迎え」をキョロロの森で行いました。若木迎えは約40~50年ほど前まで松之山の各集落で行われてきましたが、薪を燃料として使わなくなった現在では行われなくなり、一度途絶えてしまった伝統行事です。
今年は積雪が少なく、先頭を歩く数名のみスノーシューを装着し、続く皆さんはスノーシューを履かずに会場となるキョロロの森へと向かいました。前夜に新雪が20cmほど積もり、白く雪化粧した森を歩くことができました。

その年の恵方(今年は西南西やや西)に向かい祭壇を作り、旧年の感謝と新年の恵みを祈念しました。皆様に幸せが訪れますように!

その後、参加者の方に協力いただきながら、周辺の若木、枝を伐りました。
若木迎えは「木伐り正月」とも呼ばれ、1/11~14の間に行われることが多かったそうです。

若木迎えで切ってきた木を囲炉裏で燃やして煙を浴びると若返る、体が丈夫になるという言い習わしがありますが、キョロロでは伐ってきた木を、藁でつくった賽の神に刺し入れ、いっしょに燃やします。

ほら貝を鳴らし「ボーーーーー!」という合図と共に、さていよいよサイノカミに点火です!

年男年女のみなさんや子どもたち中心に点火していただき、豪快に燃え上がるサイノカミです。カラムシの茎でつくった「トボシ」を使って、火を分け点火します。


会場では、地域の方からご用意いただいた身欠きニシンを炙り戴き、健康を祈りました。火で炙ったニシンはほんのり香ばしく、毎年大人気です!

その後館内に移動し、花餅かざりを作りました。
今年は5色の花餅を用意しました。雪に覆われ花のないこの時期に行われてきた小正月の伝統行事です。

まずは参加者全員でダンゴの木(ミズキ)の枝先に、花餅や飾りの煎餅を飾っていきます。
その後、お持ち帰り用の花餅飾りをご家族ごとに作りました。




立派な花餅飾りが完成しました!

このイベントを毎年楽しみにされている皆様も多く、今年もたくさんの皆様からご参加いただきながら、無事に小正月の伝統行事体験イベントを開催することができました。ご参加いただいたみなさまありがとうございました。良い年になりますように。

安定しないお天気でした

水曜日, 1月 8th, 2020

キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況

天気 曇り 気温 3℃ 降雪深 0 積雪深 34㎝ 風有り

低気圧が日本海を進み荒れた天気になるとの予報でしたが、日中晴れたり雨が降ったりと安定しない天気でした。

気温が高く雪解けが進み、川は増水していました。

そんな中夕方は晴れ間がのぞき、十三夜の月が顔を出していました。

夕焼けが見えたかと思うとすぐに一面雲に覆われたりする変わり方が激しい一日でした。

夕方の松之山の様子をお届けします。

増水した越道川

増水した滝

雲の切れ間に顔を出した月齢13の美しい月

雪里の夕暮

夕暮れ時の棚田

松之山の景勝地「大松山」(たいしょうざん)山頂

松之山中心地