Archive for 11月, 2022

閉館時刻が変わります(17時→16時)

月曜日, 11月 14th, 2022

【閉館時刻変更のお知らせ】
11月23日(水)から閉館時刻が通常より1時間早い16:00(最終入館は15:30)となります。予めご了承ください。
<変更後の閉館時刻>16:00(最終入館は15:30)
<期間>2022年11月23日(水)~2023年2月20日(月)

キョロロでは秋冬企画展「美人林ものがたり~里山の美しきブナの森の秘密~」を好評開催中です。
美人林へのご来訪と合わせて、ぜひご覧ください。

11月のこども探鳥会の報告(今年度最終回)

日曜日, 11月 13th, 2022

「森の学校」キョロロ市民協働調査の一環でもある松之山こども野鳥の会の今年度最終回の探鳥会が、11月12日(土)午前8時から9時30分に開催された。
東京からの新しい参加者を迎えて、総勢29名の大勢での探鳥会を開催できた。
小春日和の暖かい陽気に野鳥も活発かと思ったが、意外に確認できた鳥は少なかった。

参加者 幼児1人、小学生12人、大人16人、計29名

出現種 20種
オシドリ、カルガモ、トビ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、ハシボソカラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ

巳の下線方面に出かけると同時にスズメにカワラヒワと冬鳥のジョウビタキのメスが混じった群れが電線に止まっていた。
ハシボソガラスとハシブトガラスが盛んに飛び交っていた。鳴き方の違いを確かめると、カラスの鳴きまねをしたこどもの声がカラスにそっくりで聞き間違えるところであった。
オシドリとカルガモがそれぞれ群れで飛ぶ姿を見ることができた。
トビがスギの梢で体を乾かすと同時に日光浴をしているように見えた。
アオゲラが木の幹に止まる姿をじっくり見ることができた。
途中でサワガニやガの幼虫に出会ったり、カエデの実を投げ上げてくるくる回りながら落ちるのを楽しんだりした。
たくさん落ちていたブナの実は、実がしっかり入っていないものが多かった。

探鳥会で会員が撮影した野鳥:

オシドリ 加藤撮影

カルガモ 加藤撮影

トビ 高橋(か)小学3年撮影

トビ 加藤撮影

アオゲラ 高橋(か)小学3年 撮影
 

アオゲラ 村山撮影

ハシボソガラス 村山撮影

ジョウビタキ メス 高橋(一)撮影

ジョウビタキ メス 加藤撮影

スズメ 加藤撮影

カワラヒワ 村山撮影

ホオジロ 加藤撮影

探鳥会の様子 村山撮影

参加者が作成したスズメの羽標本を紹介

鳥合わせの様子 加藤撮影

【開催報告】採集道具を自分で作ろう!【DIY】

土曜日, 11月 12th, 2022

「森の学校」キョロロでは、11月12日(土)に昆虫採集のための道具を自分で作る新規イベント、「虫とり道具づくり」を開催しました。今回は小さな昆虫や土壌動物などを捕まえるときに便利な道具、「吸虫管」を自作しました。
20221112_虫捕り道具づくり02

吸虫管は空気を吸い込む力で小さな虫を管の中に捕まえる道具です。いくつかバリエーションがありますが、基本的な原理はどれも同じです。今回作成したのは比較的取り回しがし易く、虫を捕まえやすい直列式といわれるバージョンです。
20221112_虫捕り道具づくり05

材料はアクリルパイプ、シリコンチューブ、使い古した捕虫網、ネジ口のついたプラスチックの管(今回は遠沈管を利用)。参加者してくれた子どもたちは、これらをノコギリやハサミで切り取り、接着剤やテープで貼り合わせて、自分用の吸虫管を作成しました。

20221112_虫捕り道具づくり03
虫をキャッチするためのプラスチック管や吸い口となるアクリルパイプは糸ノコギリなどでで適切な長さに切り取りって組み合わせます。

20221112_虫捕り道具づくり04
切り口はヤスリをかけて平らにします。

20221112_虫捕り道具づくり01
各パーツを貼り付け終えたら付け終えたら最後にシリコンチューブを吸い口に取り付けて完成!自分だけの吸虫管は腕の長さとぴったりでした。

作成後は作った吸虫管を手に、早速野外へと繰り出してテントウムシやクモなどを捕まえていました。自作した道具で行う虫捕りは楽しさも一味違うようでした。
秋も終わりに近づいているので今後は虫を見つけることが難しくなるものの、また来年の春になれば今回作成した道具を使って虫捕りをしてくれるでしょう。