【衣替え中】ブチ模様のトウホクノウサギ登場!

まだ所々に雪の残るキョロロですが、気温や動植物はすっかり春らしくなってきました。ハナアブやハナバチが冬眠から目覚めて飛び回り、ブナの芽吹きは盛りを迎えています。そんな時期にキョロロの裏手を臨むアクリル製の大窓から今の季節を象徴するような動物がかわいらしい姿を見せてくれました。

白と茶色のブチ模様のトウホクノウサギ Lepus brachyurus angustidens です。トウホクノウサギは冬期は真っ白な体毛をしていますが、夏期は茶色の体毛に生え変わります。この個体はちょうど体毛が生え変わる途中なのだと考えられ、特に脚の体毛はまだ冬らしい装いでした。

このウサギはしばらく窓の外からキョロロの中を覗いた後、走り去っていきました。普段人前に姿を現す機会が少ないウサギをじっくり観察する貴重な時間を体験できました。

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