どんど焼きの後は館内に移動して花餅祭りを行いました。
写真は朝、花餅を切っていただいているところです。
大阪から参加の皆さんはこのイベントの常連さまで、とても手際良く(スタッフよりも!?)毎回花餅を切っていただいています。ありがとうございます!
花形に切れた、とても鮮やかな花餅です。
今年は白(うるち米)、赤(食紅)、黄色(カボチャ)、紫(紫イモ)、緑(ヨモギ)の5色用意しました。
この花餅を、木の枝に飾りつけます。
今回使った木は秋のうちに用意しておいた木で、今年もヤマモミジを使いました。
昔は若木迎えでとってきた木(ミズキ:通称ダンゴノキ)に、着色したお餅を花形に薄く切ったものを飾りつけました。雪に覆われ花のないこの時期に行われてきた、五穀豊穣を願う小正月の伝統行事です。
キョロロ用の大きな枝に皆さんで始め飾り付けをしました。
本当に枝に花が咲いたようで、きれいですね~。
その後は小さく切り分けた枝に、各自お持ち帰り用の花餅飾りを行いました。
飾りのせんべいはもちろん食べても美味しいので、飾りにパくっと食いついているお子さんもいました!
素敵な花餅飾りが出来ましたね!
今年も多くの皆さんからご参加いただき、無事イベントを開催することが出来ました。
子どもや孫に、地域に伝わってきた伝統文化を是非体験させたいと参加された方々もいらっしゃいました。
地域に伝わってきたこのような伝統行事は、時代の流れのなかで失われてきたものも数多くありますが、これからも地元と参加者の交流の中で継承していき、伝統文化の保存と発信を行っていきたいと思います。
2/10(日)には、山仕事に入る方々が行ってきた伝統行事「十二講」をイベントとして行います。(昨年の様子 一昨年の様子)
こちらも多くのみなさんからのご参加をお待ちしております。
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撮影日:2013年1月13日