6月の「ブナの森のようちえん」
2013年 6月 1日at 5:20 PM 研究員 小林誠 @③イベントだより
未就学の子どもとその保護者を対象として、ブナ林の中で楽しく過ごすイベント「ブナの森のようちえん」の第1回目を今日開催しました。
どんなドキドキ・ワクワクが待っているでしょうか。イベントの様子を簡単に紹介します!
まずは、キョロロのすぐ脇で見つけたタンポポで腕時計を作りました。
茎を二つに裂いて、手首に巻いてしばります。あらま、素敵な腕時計の完成です!
子どもに楽しんでもらうだけではなく、お父さんお母さんにも自然の知識や楽しみ方に触れてもらう機会となるよう、そんな話も織り交ぜながら進んでいきます。
美人林に行く前に、ちょっとスギ林に寄り道です。
キュウリの匂いのする葉っぱやカキドオシの香りを嗅いだり、フキの葉っぱで遊んだりと、森周辺にはいろんな遊びがいっぱい。里山は遊びの宝庫ですね。
休憩をはさみ、美人林に移動しました。
ふかふかの落ち葉のじゅうたんで始まったのが「葉っぱシャワー」!
ブナの落ち葉を舞い上げると、ひらひらとシャワーのように降り注ぎます。みんな大興奮!
真ん中に子どもたちを集めて、大量の葉っぱシャワーを浴びます。まるで大雨!?。
十日町ネイチャーゲームの会の岡村さんがカバンから取り出したのは聴診器!
聴診器の出現に、こども達は興味津津!幹にあててみると・・・おぉ!
どんな音が聞こえたかな?
その後の自由時間では、ゆっくりと森林浴を楽しんだり、見つけたものを絵にかいたり、落ち葉に埋もれたり!と、それぞれのご家族がそれぞれの楽しみ方をされていました。
「ブナの森のようちえん」ということで、最後に子ども達にはお土産にブナの実を、折り紙で作ったト○ロの箱に入れて用意しました。
どんな味がしたかな?
キョロロとして初めての企画でしたが、定員を超える皆さんからお問い合わせいただき、大変ありがとうございました。
短い時間ですが、子どもたちが楽しそうに森の中で活動をし、お父さんお母さんも一緒になって笑顔で過ごすひと時を提供できていたなら幸いです。
「とても楽しく、あんなに喜んでいる姿は始めて見ました」とアンケートに書いていただいた方もいらっしゃいました。森には不思議な力があるんですね。
最後に、このイベントはキョロロだけではなく、地域で保育・環境教育・地域おこしなどに携わっていられる方々から、ボランティアという形でサポートしていただいています。
それぞれの視点から、このイベントを盛り上げていただいており、大変感謝しております。
次回からは、スタッフの数も増える予定です。
次回は夏、8/3(土)に開催いたします。
参加者からアンケートで戴いたご意見も参考に、プログラムを考えていきたいと思います。
申し込み受け付けは1カ月前から受け付けます。皆さまのご参加お待ちしております!
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撮影日:2012年6月1日