初夏の陽気の中、大勢の参加者で田植えイベント実施

6月2日(日)青空が広がる初夏の陽気の中、市外から6組のご家族と団体、そして、下川手集落から10名のご協力を得て、恒例のキョロロ米の田植えが行われました。大勢の方々から参加いただき、1時間ほどで10a(1反歩)の面積に植えられました。

田植え前の参加者による記念撮影

はじめに、植え方の説明を聞きます。

いよいよ田植えが始まりました。

地元の方は慣れた手つきで、さすがに早いです。

背中に赤ちゃんをおんぶしたお母さんは、最後まで頑張りました。背中の赤ちゃんも泣きもせず田植えが終わるまでよい子にしていました。

小さなこどもも田植えの興味津々、最後まで頑張りました。

田植えが終わると小昼(中飯)が待っていました。疲れた体を慰労します。

この地方では、田植えが終わるとホウの葉できなこご飯を包み軽く握り、ホウの葉の香りがするきなこご飯をいただく習わしがあります。田植えが無事に終わったことをお互いに感謝したり喜び合ったりするものです。

小昼をいただく参加者の皆さんです。終わった喜びが顔に表れています。

ホウのはまんまを中心として、地元の山菜をふんだんに使った小昼です。ヒメタケノコ(ネマガリタケ)が入った味噌汁は格別です。

ホウの葉に包んだきなこご飯(ほうのはまんま)

翌日、キョロロの田んぼの様子を見回ると、早苗が揃い、水田をバックにキョロロの塔が一際映えていました。

キョロロ米は、極低農薬栽培をしています。田植え直前の育苗箱に散布した「デジタル水稲育苗箱用殺虫殺菌剤メガフレア箱粒剤」のみです。適用病害虫名は、ツマグロヨコバイ、ニカメイチュウ、カメムシ類、ウンカ類、イネムズゾウムシ、イネドロオイムシ、いもち病です。最近は、自然や人間に優しい農薬になってきていますが、キョロロではこれ以外の農薬は一切使っていません。

この後、田の草取りが6月30日の午後に予定されています。それ以外にも、キョロロ米の田の草取りをご希望の方はお申し込みください。

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撮影日:2013年6月2日

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