ナイトミュージアム2019

暗闇に浮かぶ標本やアート作品、夜になると活発になる夜行性の生き物など、夜のミュージアムには昼間とは違ったいろんな発見があります。
そんな夜の博物館を探検するイベント「ナイトミュージアム」を夏休み自由研究応援シリーズの第4弾として開催しました。

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夜の森にはどんな生き物がいるのかな?どんな音が聞こえてくるのでしょうか?まず最初にキョロロ周辺の夜の草地や森を探検しました。
草地ではコオロギやクルマバッタ、カマキリなどが観察でき、コナラ林ではガやトビケラの仲間を観察することができました。「スイッチョン、スイッチョン」とハヤシノウマオイの鳴き声が暗闇に響いていました。
また、夜にしか巣を張らないクモ、トリノフンダマシの仲間が巣を張る様子も観察でき、五感を使って夜ならではの生き物の様子に触れることができました。
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館内では、懐中電灯を持ちながら謎解きワークシートを使って館内探検を行いました。志賀夘助さんの蝶コレクションは、薄暗い館内でひときわ美しく照らし出されます。ワークシートを使いながら、いろいろなチョウを探していきました。
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生体展示する魚類や両生類の中には、夜に活発に行動している種類もいます。
夜ならではの生き物の行動を観察できました。ちょうどキョロロでは夏の企画展「われら両生類!里山のカエル展」を開催中で、カエルたちのお食事シーンも観察してもらいました。
カブトムシルームでは昼間もカブトムシが元気に動き回っていますが、夜はさらに元気!羽音もブンブン聞こえました。

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最後に、ブラックライトをある壁にあてると秘密のメッセージが・・・
ワークシートを使いながら、キョロロ館内を隅から隅まで回り、夜の博物館ならではの発見を楽しみました!

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