狩りの名手オオタカ現れる。10月の定例探鳥会。

10月23日(土)に松之山野鳥愛護会と「森の学校」キョロロ共催の市民協働調査である10月の定例探鳥会が行われました。
探鳥会は、気温8℃と寒く、あいにくの小雨まじりの中、キョロロの森から松口地内のルートで行われました。
アオゲラ特有のピョーという声、アオバトのアーオーという自己㏚の声、イカルの澄んだ声、カケスのジャージャーなどという声を聞きながらの時雨の中の探鳥会は、深まりゆく秋を象徴しているかのようでした。
今回のトピックスは、私たちがこれまでに初めて見る24羽のガンカモ類の群飛の確認と、狩りの名手オオタカをじっくりと観察できたことでした。
このブログに掲載した後、この編隊飛行の主についていくつかの方面にあらためて問い合わせてみました。その結果は、ガンの仲間ではなく、オナガガモの群飛のようでした。また、ある方からは、カワウの群飛との指摘もいただきました。十日町市を考慮すると、ガンの仲間は可能性が低いです。オナガガモは、信濃川で観察できますので可能性はあります。
いずれにしても、今回は、確認種には加えませんが、ガンカモ類の群飛が確認されたとだけ記述いたします。今後注意して観察していきたいと思います。

確認された野鳥 26種
カルガモ、キジバト、アオバト、オオタカ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ゴジュウカラ、ジョウビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、カシラダカ ほかにガンカモ類の24羽の群飛確認

探鳥会で撮影された野鳥など

雨に濡れた羽を乾かすオオタカ

加藤撮影

樋口撮影

糞をするオオタカ 森撮影

ガンカモ類の群飛 森撮影

一部の拡大写真

撮影された雁行の一部で種類の検証 森作成

これによりヒシクイが一番可能性があると判断しましたが、オナガガモ、カワウなどであるとの指摘もあり、種は断定しないことにしました。

その他当日撮影された野鳥

カルガモ 森撮影

キジバト 樋口撮影

アオゲラ 森撮影

モズ 樋口撮影

貯食するドングリを咥えるカケス 樋口撮影

幹で休むカケス 樋口撮影

ハシブトガラス 村山撮影

キセキレイ 森撮影

カワラヒワ 村山撮影

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