先日、草刈りをしていたら、刈った草に鳥の巣が付いていた、と地域の方が鳥の巣を持ってきてくれました。ワラビに鳥の巣がかかっています。どうやらウグイスの巣のようです。
巣の中には卵がありました。卵はとてもきれいなえんじ色をしています。
よく見てみると、一つだけ大きさが違うような…。右のだけちょっと大きいのです。そこで、早速図鑑を調べてみたら、左4つの小さな卵はウグイスの、一番右の大きな卵はウグイスに托卵したホトトギスの卵のようです。それにしてもよく似ていますね。ホトトギスやカッコウの仲間は他の鳥の巣に卵を産んで、自分のヒナを育てさせるのですが、図鑑によると、托卵する巣の卵に合わせて、それとそっくりの模様の卵を産むようです。一体どうやってそうなったのでしょう?進化の妙に驚かされました。
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撮影日:2010年7月25日