Archive for 9月, 2018

キョロロ企画展 空想×体験 里山のミクロとマクロのいきものラボ! 最終日

月曜日, 9月 24th, 2018

 大地の芸術祭が9月17日に閉幕し、引き続き『「大地の芸術祭」の里 越後妻有2018秋』が開催されています。2018年のキョロロの夏の企画展「空想×体験 里山のミクロとマクロのいきものラボ!」は、本日9月24日が最終日です。

私たちの身近にいる小さないきものは、小さなままで生活するものや、その後成長して大きくなり生活をするものもいます。小さないきものの世界を大きく拡大して観察できる不思議な体験ができるように展示してあります。

今日のキョロロのイベント「里山の生き物探検」にはまだ少し余裕があります。また、白いアオダイショウの展示も人気があり、大勢の方が訪れています。

お彼岸の中日、お天気もいいようですので是非お出かけください。

キョロロ企画展「空想×体験 里山のミクロとマクロのいきものラボ!」の様子

展示されている白いアオダイショウ(白変型)

キョロロの森の生き物たち(9月23日、24日撮影)

キョロロの森では様々は生き物がドラマを繰り広げています。

枝上で獲物を狙うモリアオガエル

林の中で獲物を狙うヤマアカガエル

秋にたくさん見られるオオアオイトトンボ メス

獲物を狙うコカマキリ

昆虫病原性糸状菌につかれたキボシカミキリ

オトコエシで吸蜜するオオウラギンスジヒョウモン

地表で吸水するスジボソヤマキチョウ

葉上で休むツバメシジミ 雄

木陰で見つかったギンリョウソウモドキ

いろいろな虫が訪れる今が盛りのツリフネソウ

林内でハナイカダの実を見つけました。

今朝のキョロロ

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撮影日:2018年9月24日

捉えた! ジャコビニ・チンナー彗星

水曜日, 9月 19th, 2018

 ようやく晴れた空に、21Pジャコビニ・チンナー彗星を捉えることができました。

ここしばらく松之山では、なかなか良いお天気になりませんでした。昨夜から今朝にかけてようやく綺麗な星空を見ることができました。久しぶりに明るい周回彗星の21Pジャコビニ・チンナー彗星を写真に納めることができました。

21Pジャコビニ・チンナー彗星(20180919.2:25:31から180秒露出
CANONKISS4.ISO3200、TSA-120.900mm直接焦点、EM-200赤道儀自動追尾 撮影地:松之山)

冬の星座も東の空に登っていました。オリオン大星雲M45や、スバルM42が美しく輝いていました。

オリオン大星雲M42(3:03:40から414秒露出。他のデータは同上)

スバルM45(2:39:31から342秒露出。他のデータは同上)

ふたご座の二つの散開星団 M35(NGC2168)とNGC2158(右下)
(2:53:50から247秒露出。他のデータは同上)

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撮影日:2018年9月19日

大地の芸術祭2018もラスト2日!

日曜日, 9月 16th, 2018

 大地の芸術祭2018も残すところ2日となりました!
期間中のラスト2日ということで混雑が予想されますが、まだという方も、もう一度!という方も、是非お待ちしております。

特別企画展「空想×体験!里山のミクロとマクロのいきものラボ」は「アート」と「科学」それぞれの切り口から、生き物たちのミクロとマクロな不思議な世界を探検する企画展です。今回の企画展では4名のアーティストが里山の生き物たちを空想の姿に変身させます。昆虫、キノコ、鳥類や哺乳類がモチーフとなり、人間大に拡大した多数のパネルや木の彫刻、流木や段ボールなど多様な材料を用いた作品が縦横無尽に戯れる夢のような不思議な世界を体験できます。



橋本典久さんの作品「超高解像度人間大昆虫写真」。今回は植物バージョンもあり、館内外に複数展開されています。




原田要さんの作品。巨大なキノコ、キュートなキノコのような木彫にカラフルな着色がほどこされたユニークな立体作品です。
 


新野洋さんの作品。花、葉や実など自然の中に存在するさまざまな造形を観察し、それらを型取りし組み立てることで生物のような造形物が作り出されています。今回は流木を型取りしたスケールの大きい作品がライトダウンした展示室に浮かび上がっています。



本濃研太さんの作品。ダンボールで成形しアクリル絵の具で着彩した繊細かつ大雑把な”ダンボール彫刻”の生き物たちがたくさん登場しています。松之山らしくアカショウビンやカエルなど、里山の生き物たちが豊かな表情で登場しています。近日中に追加作品も加わりますので、そちらもお楽しみに!