Archive for 3月, 2016

野鳥が囀り出す雪里の春

日曜日, 3月 27th, 2016

キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況
天気 快晴、気温 -1℃、降雪量 0、積雪深 74㎝、風弱し

3月26日(土)の定例探鳥会の報告 参加者 11名

一昨日25日の朝の15㎝の降雪に冷え込んだ雪里でしたが、昨日の朝は一転して快晴となりました。気温は放射冷却で-3℃と冷え込みました。

東の空が明るくなるに従って鳥が鳴き始めます。5時を過ぎるとすでに、カワラヒワ、ホオジロ、トビの囀りが聞こえてきました。西の空に有り明けの月を眺めながらの探鳥会でした。

確認できた鳥
オシドリ、カルガモ、カワアイサ、キジバト、トビ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、アオゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、エナガ、ミソサザイ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、ホオジロ、カシラダカ      25種

キョロロの塔をバックに朝日を背に探鳥に出発

スノーシューでの探鳥会も今回が最後でしょう。

美しいさえずりを聞かせるヤマガラ

数十羽で飛び交うマヒワの群れ(裕一撮影)

 ペアを組み始めたエナガ

心地よいドラミングを聞かせるキツツキたち

オオアカゲラ

8羽もの群れを作っていたコゲラ

枝先の虫こぶに餌を探すコゲラ(裕一撮影)

他の鳥の声をまねることがうまいカケス(裕一撮影)

姿をじっくり見せてくれた冬鳥のジョウビタキ(裕一撮影)

近くの森で繁殖をするトビ(裕一撮影)

オシドリとカルガモのペア

野鳥が集う雪里の風景

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撮影日:2016年3月26日

春を呼ぶ花、マンサク開花

日曜日, 3月 13th, 2016

 キョロロの森で、春を告げる花、マルバマンサクの開花が始まりました。

「まず咲く」がなまって「マンサク」と呼ばれるようになったとも言われており、雪里の春を告げる代表的な樹木です。十日町では「シシワライ」とも呼ばれています。開花状況から1週間ほど前には開花が始まっていたような雰囲気でした。例年にない小雪のためか、このキョロロ通信では過去最も早いマルバマンサクの開花のお知らせとなりました。

フキの開花も始まっています。小さな花がたくさん集合した雄株です。

オオバクロモジの冬芽もだいぶ膨らんできました。

日当たりの良い斜面では、ブナの根明けも始まっています。今年は例年になく早い雪消えとなりそうです。

キョロロの周りの雪もだいぶ少なくなり、地面からフキノトウが顔を出しています。
3月中には積雪がなくなってしまうような気配です。

春を感じて、雪里の生き物の活動も徐々に始まってきました。

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撮影日:2016年3月13日

味噌の仕込みイベントのご案内

月曜日, 3月 7th, 2016

キョロロ付近の今朝7時ころの気象状況
天気 曇り、気温 4℃、降雪量 0、積雪深 122㎝、風弱し

キョロロの地炉に吊るしていた味噌玉を、塩と米麹で樽に仕込みます。

味噌の仕込みイベント
日時 平成28年3月13日(日) 午前10時から12時まで

会場 キョロロの囲炉裏端(地炉端)

参加費 入館料のみ

豆と麹と塩を混ぜ終わりましたら、参加者には仕込んだ味噌1kgをお持ち帰りいただきます。3カ月もするとおいしくいただけると思います。事前にキョロロまでお申し込みください。

お電話、メール、ファックスでお申し込みください。
℡ 025-595-8311 fax 025-595-8320
メール kyororo@dolphin.ocn.ne.jp

これまでの味噌の仕込みの様子

吊り下げられた味噌玉

柔らかくした味噌玉を細かく切ります。

塩と麹と豆を合せます。

しっかり混ぜ合わせて終了です。

終わりましたら地炉(囲炉裏)で、伝統食のお昼はいかがですか。
でいこ煮(大根煮)、くし餅、あんぼ、甘酒など(有料)

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撮影日:2016年3月7日