里山のめぐみ案内人のみなさんのスノーシュー研修に同行させていただき、1mほどの積雪のある美人林周辺にて冬の森を案内する際の勉強会を行いました。
私も今シーズン初めてのスノーシューをはいての散策となりました。
冬の森、寒いだけじゃないの?と思われるかもしれませんが、実は発見がいっぱい!
枯れたコナラの木にびっしりとついていたナメコです。
もう少し雪が積もれば手が届くかも。。。でもその頃には食べ頃が過ぎて。。。なんて考えながら雪の上を歩くのも楽しいですね。
カエデの仲間の枯れ木に生えていた肉厚のヒラタケです。ちょうど食べごろ!
第一発見者の伊藤研究員のお腹に消えました。
たわわに実った柿の実です。
その下に視線を向けると。。。
動物たちが歩きまわった痕が。
餌の少ない冬は、えさ探しに動物たちも必死のようです。
研修では足跡を見てどんな動物か、何をしようとしているのか、など考えながら観察しました。
雪の上を動物たちが歩くとどのように足跡が付くのか、前足は後ろ足に重なるのか、など実演して確かめている館長です。
決して体調が悪いわけではありません。
他にも、雪虫もたくさん見られたり、樹木の冬芽を観察したり、ナメクジが地衣類を齧った痕などなど、あっという間に時間が過ぎて行きました。冬の美人林の凛とした雰囲気も良かったです。
冬の森も楽しいですよ!
近いところでは12/23(日)に13:00よりイベント里山探検が開催されます。
冬の森でいろんな発見をしましょう!ご参加お待ちしております。
地図へのリンクはこちら
撮影日:2012年12月17日