Archive for the '②里山だより' Category

クロサンショウウオの産卵【卵塊・メスを待つオス・ケンカ】

金曜日, 5月 6th, 2022
\クロサンショウウオの産卵/
雪解けの後のため池ではクロサンショウウオの白い卵塊をよく見るようになりました。
交尾・産卵のために池に集まるたくさんのクロサンショウウオ、卵をもつお腹の大きなメス、メスを待つオスたち、オス同士のケンカの様子をご紹介します。

GWイベント!「昆虫標本づくり講座」と「山菜さがし」

水曜日, 5月 4th, 2022

GW中盤、キョロロはたくさんのひとでにぎわっています。
今年のGWは雨が降ることもありましたが、5月3日(火・祝)には屋内・屋外でイベントを開催することができました!
午前は「昆虫標本づくり講座」、午後は「山菜さがし」が催されました。


午前中の「昆虫標本づくり講座」に参加された皆さんは、親子で挑戦!
今回は松之山周辺で採集された「カブトムシ」と「ノコギリクワガタ」を標本にしました。
発泡スチロールのうえでピンセットやまち針を使い、”カッコイイ標本” になるようにムシの形を慎重に整えていきます(この作業を展足といいます)。
今回は標本やラベルのほかに、お手製の標本箱も作製しました。
標本が十分に乾燥したら、ラベルと一緒に標本箱におさめて、大切に保管してくださいね♪



午後はキョロロ周辺で「山菜さがし」です。
あちらこちらに雪が残っているなか、目を凝らしながら山菜を探しました。
山菜やほかの様々な植物について解説を受けながら、思い思いに春の山菜を集めました。
最後はどんな山菜がとれたのか、みんなでおさらい。全部で15種類の山菜が採れました:アサツキ、イタドリ、ウド、オオバクロモジ、コゴミ、コシアブラ、スイバ、スギナ(ツクシ)、ゼンマイ、タネツクバナ、フジ(実)、フキ、ミツバアケビ、ヤブカンゾウ、リョウブ。
試食会を実施することはできませんでしたが、皆さんの夕方の食卓には新鮮な春の味覚が並んだことでしょう。

キョロロではGW後半にもイベントが予定されています。
イベントに参加される皆さん、キョロロや芸術祭を観覧される皆さんのご来館をお待ちしています!

トキが飛んできた!4月の定例探鳥会

水曜日, 4月 27th, 2022

今年度初めての探鳥会の報告

トキ初飛来。松之山では初記録です。

午前5時前に駐車場に着くと、クロツグミの囀りを初めとして鳥の声がシャワーのように降り注いでいました。今回夏鳥は探鳥会を開始するまでに既にクロツグミやサンショウクイなどが囀っており、最終的には14種も確認できました。さすがに野鳥の宝庫松之山です。

肌寒い曇り空で始まった探鳥会は、残雪が50㎝ほどの締まった雪の上をそのまま歩くことができました。

サンショウクイ、キビタキ、オオルリなどの夏鳥の美しい囀りを聞きながら進みました。途中、オシドリが2羽、又は3羽で上空を旋回したり、コサメビタキがフライングキャッチをしたりする様子を観察できました。

オオルリも期待どおりよく観察できるポイントで今年初めての姿を見せてくれました。懐かしい囀りにしばし浸ってしまいました。

充実した探鳥会の終わりに「森の学校」キョロロの駐車場で参加者で発見した鳥を確認し合っているとき、上空に見慣れない鳥が飛んできました。なんだ、なんだとみんなが騒ぎ出しました。誰かがトキだ!と叫びました。なんとトキが飛んできたのです。日本の野生では絶滅しましたが、今では中国から移入されたトキが佐渡で人工繁殖して増えています。野生での繁殖もうまくいき、現在500羽ほどに増えています。その中の1羽が松之山まで飛んできたのです。松之山では初記録です。参加者全員がトキの飛来に興奮して終わった探鳥会した。

過去約40年間で観察できた野鳥の種類は、ペリカン目トキ科のトキを加えて19目48科148種となりました。

出現種 36種

オシドリ、キジバト、カワウ、アオサギ、トキ、サシバ、コゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、エナガ、メジロ、ゴジュウカラ、クロツグミ、ツグミ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、ニュウナイスズメ、スズメ、キセキレイ、セグロセキレイ、アトリ、カワラヒワ、マヒワ、イカル、ホオジロ、カシラダカ

探鳥会で撮影された野鳥

トキ 加藤撮影

オシドリ 森撮影

カワウ 森撮影

サシバ 森撮影

サシバ 加藤撮影

ハシブトガラスの営巣 村山撮影

梢で囀るウグイス 村山撮影

ツグミ 村山撮影

オオルリ 村山撮影

ニュウナイスズメ 加藤撮影

キセキレイ 森撮影

アトリ 村山撮影

カシラダカ 森撮影