Archive for 9月, 2014

秋の風物詩 ぬか焼き(もみ殻焼き)

月曜日, 9月 29th, 2014

ぬか焼き(もみ殻焼き) 燻炭づくり

米作りの過程で生まれるものには、捨てるものはないと言われ、もみ殻もその一つで、そのまま田んぼや畑に入れて、暗渠(あんきょ)や土づくりに使われます。

また、もみ殻で炭を作る燻炭焼きがあります。このようにすると、田んぼや畑の土が良質になるといわれ、昔から行われた農法です。

この燻炭は、その昔、たんぼの消雪材として撒かれたり、苗代の蒔かれた種籾の上に掛けたりしたものです。今ではあまり見られなくなった懐かしい光景です。

キョロロでは燻炭を作り、キョロロで育てているブナの植栽地に撒いています。今回、この燻炭焼きの中にサツマイモやジャガイモを入れ焼き、昨日のキョロロの里山探検に参加した人たちのおやつになりました。

燻炭焼き(もみ殻焼き)

燻炭焼きの中から焼けたサツマイモやジャガイモを取り出すところを見守る里山探検参加者

焼けたかどうか見つめる皆さん

おいしそうに食べている参加した子どもさん

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撮影日:2014年9月28日

企画展『隣の動物たち展』のご案内

日曜日, 9月 28th, 2014

キョロロでは、10月11日(土)から来年6月28日(日)にかけて、企画展『隣の動物たち展 -増えたら困る?減っても困る?すぐ近くにいる雪里のケモノ達-』を開催します。

普段出会う機会が少ない里山の哺乳類ですが、私たちのすぐ近くには30種以上の多様な哺乳類が生息しています。十日町市の里山に生息する哺乳類の多様性や知られざる生態、そして里山の哺乳類による「鳥獣被害」について紹介する企画展です。

センサーカメラで撮影した哺乳類の生態映像、普段は見ることができないツキノワグマやイノシシなどの頭骨標本などを通して、十日町市の哺乳類の多様性を紹介します!
また、ブナの実の凶作とクマの出没の関係など哺乳類の生態を紹介するコーナーや、食痕や糞、足跡などの主を当てるゲームのような来館者が参加しながら楽しめる参加型展示も充実しています!
さらに、近年顕在化する「鳥獣被害」についてわかりやすく紹介し、里山における人と動物の共存について来館者と共に考えるコーナーも設置します。

10月11日(土)~10月19日(日)の間、十日町市民は入館無料となっております。皆様のご来館をお待ちしております。

ノビタキ現れる 定例探鳥会の報告

日曜日, 9月 28th, 2014

 

9月定例探鳥会の報告

8名の参加を得て、9月の定例探鳥会(野鳥観察会)が行われました。ノビタキが現れ24種の野鳥を確認できました。

集合時間の午前5時半ころから、朝焼けが始まり、刻一刻と変わる夜明けの空を楽しみました。

朝焼けが美しいキョロロ駐車場からの東の空

刻々と変わる朝焼け

朝焼けが収まり、太陽が昇ってきた東の空

探鳥会後半、8時頃、松口集落内でノビタキを見つけました。移動の途中でしょうか。

田んぼに降りて餌をついばむ姿も見られました。餌は、主に植物の実でしょうか。無事に旅を終えることを祈ります。

認できた鳥

キジバト、アオサギ、アマツバメ、カワセミ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、メジロ、カワガラス、ノビタキ、スズメ、キセキレイ、ハクセキレイ、イカル、ホオジロ、ノジコ 24種

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撮影日:2014年9月27日