Archive for 7月, 2019

じっくり観察!カブトムシルーム

日曜日, 7月 28th, 2019

カブトムシをじっくり観察できる「カブトムシルーム」が7/20からオープンしました。
連日たくさんの子どもたちがカブトムシを観察しています。ルーム内にはカブトムシ達人になるためのクイズや挑戦を楽しめる仕掛けもご用意いしています。
例年「カブトムシに初めてさわることができたよ!」「入ったっきり1時間ほど子どもが出てきません(汗)」などたくさんの声が聞こえるこの空間。今年も昆虫と触れ合える体験を通して、いろいろな発見が生まれることを期待しています。

なお、今年は天候不順により、カブトムシの羽化の遅れや発生数が少なくなっており、例年にくらべてカブトムシルーム内のカブトムシの数が「少なめ」です。予めご了承ください。
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※カブトムシルームに入る際は、以下の注意をお願いしています。
①カブトムシにはやさしく触ってください。
②するどいツメやツノには十分注意してください。
③持ち帰りはできません。
この3つを守って、カブトムシと触れ合ってくださいね。

梅雨明け前の高原の花々。7月の花ごよみ調査

土曜日, 7月 27th, 2019

大厳寺高原キャンプ場周辺を会場に7月の花ごよみ調査を開催しました。
梅雨明け前の高原で初夏のたくさんの花々に出会いました。今回は53種類の植物の開花を確認しました。

日本海側の多雪地に特有のエゾアジサイです。
ちょうど花盛りで青紫色の装飾花が映えます。
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ヤマホタルブクロです。
白や薄いピンク色の花が多かったです。
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山菜としても親しまれているトリアシショウマ
ちょうど花盛りで、ベニシジミが吸蜜に訪れていました。
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ツルアリドオシ
ブナ林の中にひっそりと白い小さなな花を咲かせています。
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シャクジョウソウ
葉緑素を持たない菌従属栄養植物で、他の植物の根に共生している菌根菌に寄生し菌根菌から栄養を得ています。
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オカトラノオ
写真はつぼみですが、ぽつぽつと開花している個体が見られました。
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ノギラン
ランと名前についていますがランの仲間ではなく、キンコウカ科ノギラン属の多年草です。
マルハナバチの仲間がしきりに訪れていました。
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ウツボグサ
小さな紫色の花がたくさんついています。
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ネジバナ
右巻き左巻きであったり、巻き具合も非常に多様なランの仲間です。
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立派なタマゴタケも生えていました!
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今年度の花ごよみ調査は、大厳寺高原キャンプ場周辺を会場に10月までの第3土曜日13:30~16:00に開催しています。みなさんのご参加お待ちしております!

7月のブナの森のようちえんは泥あそび

金曜日, 7月 26th, 2019

7月6日(土)に7月の「ブナの森のようちえん」を開催しました。
今回は年に1度の「泥あそび」。休耕田を活用した会場で、水・土・泥・生き物に素足や素手で触れ合いました。
市外県外からもご参加いただき、泥まみれになった子どもや大人の楽しそうな声が里山に響いていました。

会場はキョロロ周辺にある休耕田を整備した場所です。
お父さんお母さんと手をつないで恐る恐る足をつけてみたり、慣れてくるとどんどん突き進んだりと、足での泥の感触を各々楽しんいました。
泥遊び会場に引いた水はブナの森から染み出した水。素足をつけるとひんやり冷たく感じます。
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土あそび、水路づくり、穴を深く掘ったり、トンネルを作ったり、そりで探検したりと、泥あそび会場でのあそびは実に多様です。
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大人も本気!?で泥あそびを楽しみました。
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時間いっぱい、水・土・泥や生き物たちと触れ合いないながら、泥あそびを楽しみました!
泥まみれになった子どもたちはとても素敵な笑顔をしていました。

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次回のブナの森のようちえんは8/3(土)10時~12時となります。
ちょっと暑い里山を歩き、涼しいブナ林の中で遊びながら、里山の自然に触れたいと思います。