Archive for 7月, 2020

探求型自然体験イベント「キョロロ生物部」

木曜日, 7月 30th, 2020

昨年度からスタートした探求型自然体験イベント「キョロロ生物部」。今年度は5月からスタートし、これまで「観察する」「数える」「比べる」をテーマに、自分たちの手で里山の生き物を調べ、探求してきました。小学生以上を対象に、11月まで毎月第4土曜日に開催しています。生き物が好き、調べることが好き、地域の自然をもっと知りたい子どもたちのご参加をお待ちしています。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の一環として、野外のみで実施しています。

<今年度実施した内容>
第1回テーマ:観察する
ため池に生息する水生生物の形や行動を観察しました。

第2回テーマ:数える
一握りの土の中に住む土壌動物を、吸虫管や顕微鏡を用いて数えました。

第3回テーマ:比べる
外来種アメリカザリガニが生息する池としない池で水生生物を比べ、ザリガニによる生態系への影響を考えました。

<キョロロ生物部>
里山の生き物を「探究」するイベント『キョロロ生物部』が昨年からスタートしました。里山の生き物をテーマに、予想→調べる→結論という科学的な思考を毎回体験し、楽しく里山の生き物を調べます。科学の考え方を楽しく学ぶ体験を通じて、子どもたちの「探究する力」の育成を目指します。結論はみんな違ってみんな良し◎です。

「比べてみました!虫のスゴ技展」開催中

日曜日, 7月 26th, 2020

キョロロでは今月18日から「比べてみました!虫のスゴ技展」を開催しております。本企画展は松之山周辺の虫(ほとんどはキョロロ敷地内で見られる虫)の多様性を、虫たちが持つ「」に焦点を当てて紹介するものになっています。ボリュームが非常にたくさんで、メインとなる技を紹介するパネルだけでも160種、その他写真だけのものも含めると208種もの虫が登場します。「大きさ」「毛深さ」「起上り方」「ジャンプ」「飛翔」「泳ぎ」「捕獲術」「音鳴らし」「子思い」「臭い」の10の技が紹介され、同じ技の中でも虫によって異なる様々な手法などを知ることができます。キョロロの身近な虫を紹介しますが、他の博物館では紹介されないであろう、そして多くの虫の研究者でも知らないであろうマニアックな情報もたくさん詰まっています。

 

標本や生体展示はもちろん、今回は動画や音声を利用した展示にも力を入れており、肉眼では捉えられない高速な虫の技をスローモーションで見ることができ、キョロロ周辺で聞くことのできる虫の鳴き声も多数聞くことができます。

 

また、お子さまも楽しめるような「虫の顔当てクイズ」や虫に関するたくさんのクイズ集、「落書きコーナー」も用意しています。その他、企画展で紹介された虫の中で、印象に残った虫あるいは好きな虫について人気投票を行っています企画展終了後、性別、年齢と絡めてその結果を発表したいと思いますので皆さまからのたくさんの投票をお待ちしています。

 

本企画展は今年の10月18日まで開催予定です。ぜひキョロロに足をお運び頂き、本企画展を楽しんでいただければと思います。

アオダイショウ1匹分離れよう

土曜日, 7月 25th, 2020

4連休後半となりまして、本日も館内が混雑することが予想されます。
ご観覧の際はソーシャルディスタンスの確保にご協力ください。目安はアオダイショウ1匹分(約2m)!
実習で滞在している上越教育大学の院生の皆さんが持っているのはアオダイショウの抜け殻です。

お客様同士の間隔を十分とっていただきながら、ご観覧をお楽しみください。
また混雑時には、館内放送や玄関前にて混雑状況をアナウンスさせていただいております。
お時間に余裕のあるお客様はご来館予定のお時間をずらしていただくなど、館内の混雑緩和にご協力をお願いいたします。
新型コロナウイルス感染拡大防止に、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。