美人林保護活動が行われました。
日曜日, 11月 30th, 2014キョロロのお隣美人林には年間10万人もの方々が訪れブナ林を楽しまれています。
その一方で、たくさんの方々が訪れることで地面が踏み固められ、根の一部が露出している箇所が散見されるのも現状です。
2年前から、松之山自治振興会の事業として「美人林保護活動」が行われており、根が露出した部分や訪れた方々がよく歩くルート周辺に、同じ美人林内から集めた落ち葉を敷いています。
キョロロも生態学的な面から、落ち葉持ってきて敷き詰めることへの効果やリスクなどの助言や調査研究をさせていただいています。
本日、今年の美人林保護活動が行われ、60名ほどの皆さんが集まり活動を行いました。
年々参加される方が増えており、1時間ほどで作業を完了することができました。
美人林の入り口付近の地面はフカフカの落ち葉のじゅうたんのようになり、歩くとカサカサと音が響きます。
多くの方々に愛される美人林を、これからも地域内外の皆さんの手によって守っていけたらいいですね。
また、落ち葉敷きがどの程度効果があって持続するのか、ブナの根の成長や土壌の特性に影響があるのかなど、キョロロも地域の科学館という立場でも引き続き調査研究を行い検証して行くことで、活動をサポートしていければと思っています。
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撮影日:2014年11月30日