Archive for 9月, 2019
なぜ、茶色いバッタがいるんだろう?
土曜日, 9月 28th, 2019ご報告が遅くなりましたが8/24(土)に8月のキョロロ生物部を開催しました。
今回のテーマは「割合(わりあい)」を調べてみることに挑戦しました。
同じ種類でも緑色のバッタと茶色のバッタがいる場合があります。
なぜ、体の色のタイプが分かれるのでしょうか?
クルマバッタ、ショウリョウバッタ、ハネナガイナゴそれぞれを採集して、「緑色」と「緑以外の色」のタイプの割合を比べて、その理由をみんなで考えてみました。
ショウリョウバッタです。ショウリョウバッタも茶色のタイプが存在します。
キョロロ周辺の草地で、3種類のバッタを採集しました。
短時間の採集でしたが、たくさんのバッタを採集することができました。
その後、室内でそれぞれのバッタの色のタイプごとの個体数を数えます。
その結果、
クルマバッタは緑タイプが84%
ショウリョウバッタは緑タイプが63%
ハネナガイナゴは緑タイプが100%
と種類によって、緑色と緑色以外のタイプが異なることがわかりました。
これはなぜでしょうか?
キョロロ生物部では、結果をじっくり考えて自分なりの答えを導き出すことを大切にしています。
答えはみんな違ってみんな良しです。
子どもたちからは、
「緑色の場所にいるバッタは緑色になるのではないか?」
「バッタが暮らす場所の色に関係しているのではないか?」
など、自分なりの考察を発表してもらいました。
今回のキョロロ生物部では、バッタの色の違いを種類ごとで比べてみることに挑戦しました。
種類によって緑色以外タイプがいることや、生息環境によって体の色が違うのかもしれない、ということを観察を通じて考えを深めました。
探鳥会のご案内
水曜日, 9月 25th, 20199月の定例探鳥会をご案内します。
【日時】令和元年9月28日(土)午前5時30分~8時30分
【集合場所】「森の学校」キョロロ駐車場
【探鳥コース】バードピア須山(キョロロの森)から下川手集落内
【案内役】松之山野鳥愛護会会員
【参加費】無料
※小雨決行のため雨具をご用意ください。
【その他】初めて参加される方には松之山の「探鳥のしおり」をプレゼントします。
松之山では夏鳥がほとんど見られなくなりました。ニュウナイスズメが大きな群れを作り、田んぼのお米をせっせと食べています。
さて今度の探鳥会ではどんな鳥に出会えるか楽しみです。
最近の鳥の写真から紹介します。
以下9月14日撮影
大きな群れを作るニュウナイスズメ 中にはスズメも混じっています。