Archive for 12月, 2009

あんぼ作りをしました

水曜日, 12月 23rd, 2009

12月20日の日曜日、キョロロの冬のイベント「あんぼ作り」を行いました。先生(あんぼ作りの達人の地元のお母さん)をお招きして、あんぼの作り方を参加者で学びました。

「あんぼ」とはこの地域で冬期に食べられていた地元料理のひとつで、米粉で作ったおやきのような食べ物です。キョロロの田んぼでできたお米を使ってあんぼ作りを行いました。

まずは、米粉2升と炊いたお米8合(ゆるめに炊くのがコツ?)を混ぜていきます。すりこぎを使って簡単に混ぜた後、手で混ぜていくのですが・・・これがとっても熱い!!冷めないうちに混ぜるのがコツのようですが、熱くてすぐに手を離してしまい、なかなか先生のようにテンポよく混ぜることができませんでした。

そのあとは、体重をかけてこねていきます。
先生のこねはとてもうまく、鉢の中でまるで生地が踊っているかのようでした。生地の状態を見ながら、米粉やお湯を追加したりします。

生地が出来上がったら、同じ大きさに分けていき、具を包んでいきます。生地を手で丸めた後、真ん中を薄めにしてのばしていき、その後具を包みます。

具はあんこと大根菜です。包み方が下手くそだと、写真のように破れます(私の包んだあんぼです(泣))。手に水をつけながら包むと、手にくっつかずに包めました。

包んだあんぼは、茹でていきます。浮き上がってきたら取り出し、囲炉裏で焼いたら完成です。

その後、参加者全員で試食をしました。表面はこんがり、ボリューム満点でとても美味しく頂きました。写真のあんぼは具が真ん中にきていて、生地の厚さも一定でとても上手にできていますね~。

昔は、出荷できないお米(割れたり小さかったり)をあんぼ用に使っていたので、とてもまずかったという話が印象的でした。

2月にもまたあんぼ作りを行いますので、是非ご参加ください!!

豪雪展がはじまりました。

日曜日, 12月 20th, 2009

キョロロでは12月12日より「豪雪展」がはじまりました。
豪雪を生きる人々の生活や、動植物たちの姿を展示しています。是非ご覧ください!

写真のやぐらのようなものは「雪だな」といいます。家の2階から出入りするくらい雪が積もる松之山。玄関の前に、出入りしやすいように雪だなを作っていました。その雪だなを一善さんに作ってもらいました。

また、ひとつ前の記事でウサギの足跡が紹介されていますが、キョロロの中にも動物の足跡を発見することができます!

さて、写真は何の足跡でしょうか?

白い壁を雪原に見立てて、5種類の動物の足跡を見ることができます。

ウサギの足跡

日曜日, 12月 20th, 2009

一昨日ようやく松之山にドカッと雪が降りました。80cm位は積もったでしょうか。雪が降ったあとの晴れの日は、動物の足跡を観察するチャンスです。キョロロの脇の田んぼを見てみると・・・

、、、ありました。ウサギの足跡です。田んぼからキョロロに向かって駆けあがってきています。動物たちはふだん人に見つからないように生活しているせいか、タヌキ以外はあまり見る機会はありませんが、冬になると色々な動物の足跡を見るので、色々な動物の気配を感じ取ることができます。

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撮影日:2009年12月20日