夏休みへ向けて!ゴールデンウィークの昆虫標本づくり講座

昨年度から開催回数が増えたキョロロの「昆虫標本づくり」。今年も回数マシマシで開催する予定です。ゴールデンウィーク中は   甲虫の標本作成方法について学ぶ講座を4/30(日)と5/5(金)に開催しました。材料は人気の昆虫であるカブトムシ。4/30はカブトムシに加えてノコギリクワガタを、5/5はカブトムシの雌雄を標本にしました。

大型の甲虫であるカブトムシは、扱いやすいものの標本にするにはその外骨格の硬さと力強さ特有の難しさがあります。講座ではカブトムシの体を柔らかくする方法や昆虫針の刺し方、標本にした後の保管の仕方などを学びました。「科学的な標本」として欠かすことができないラベルの書き方も学びました。

標本づくりの第一の難関は「昆虫針を真っすぐ刺すこと」。カブトムシは体が硬いので特に難しい部分です。

大人であっても初めは難しい標本づくり。親子で一緒に頑張って作成しました。

自信がある参加者は脚を整える「展足」だけでなく、翅を広げる「展翅」も行いました。独力でカブトムシの展翅にチャレンジ中です。

昆虫標本づくりで行うのは展足、展翅、ラベル作りまで。作成した標本は参加者が自宅まで持ち帰り乾燥させて完成となります。

キョロロの昆虫標本づくりは6~8月にも開催する予定です。6月のテーマはトンボ。また、7月には植物を標本にする方法を学ぶ講座も開催しますので、ぜひこれらにもご参加ください。

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