おとといの3月27日から新しい企画展、「川の虫展」が始まりました。皆さんは川虫ってどんな虫か分かりますか?この展示では主に「川虫の種類の多さや多様性」、「川虫の自然界での役割」、「川虫と人とのかかわり」について紹介しています。展示内容を少し紹介します。
まずは入り口。通路にはってある写真は、アーティストの橋本典久さんに協力してもらって作成した巨大川虫画像です。巨大な川虫写真を橋本さんに作ってもらい、プリントアウトとパネルへの貼り付けはキョロロで行いました。1cm位の虫が人間と同じサイズまで引き伸ばされると異様な迫力があります。掛けてある看板やポスター、チラシのデザインも橋本さんに協力してもらったお陰で、とてもセンスの良いものに仕上がりました。
少し奥に入ると革細工職人の宮田蓉子さんに作ってもらった、これまた巨大なミネトワダカワゲラの革細工が迎えてくれます。むちゃくちゃカッコよく、私はすごく気に入っています。
松之山で採れる川虫のごく一部です。地味な虫も多いのですが、形が色々だったり、変わった巣を作るものもいたり、よ~く見るとなかなかイケてます。玄人好みの虫といえるでしょうか?
トビケラという水生昆虫は落ち葉や砂利で巣を作ります。トビケラの巣をまねたトビケラスーツを着て、記念撮影はどうでしょう?虫になった気分を味わえる?
他にも色々ありますが、展示紹介はこの辺で終わります。
ふだん川虫なんてわざわざ観察することもないと思いますが、この展示を見て一生に一度くらいは川虫をまじまじと観察してみて下さい。
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撮影日:2010年3月29日