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3月の定例探鳥会のご報告

水曜日, 4月 10th, 2024

3月23日(土)に2023年度最後の定例探鳥会を実施しました。お天気は曇りでしたが、とにかく強い冷え込みで開始時の気温は-6℃以下。木々の枝には霜が降り、樹霜がきれいでした。参加人数は大人14人、小学生3人の合計17人。キョロロの森内は積雪があったため、探鳥コースはキョロロ周辺の松口集落内を周回する約2㎞のコースで実施しました。

気温は低かったものの、春らしく終始ホオジロがあちこちの梢でさえずっており、10羽以上の個体を確認できました。エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラなどのカラ類の群れにイスカが混じり、イスカのオスの濃いオレンジ色がとてもきれいでした。2月の定例探鳥会でもイスカを観察していました。今年はイスカの当たり年のようです。
イスカは日本では冬鳥になりますが一部は高い山で繁殖することもあり、盛んにスギの実をついばんでいました。他のカラ類もスギの実を盛んに食べているようでした。カワラヒワも道路に降りて盛んにスギの実などをついばんでいました。

調査の結果、今回の探鳥会では25種の野鳥が確認されました。

【確認した野鳥】
マガモ、キジバト、アオサギ、コゲラ、アカゲラ、アオゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ヒガラ、シジュウカラ、エナガ、ゴジュウカラ、ミソサザイ、カワガラス、ジョウビタキ、スズメ、カワラヒワ、マヒワ、イスカ、ウソ、イカル、ホオジロ、カシラダカ 

アオサギ

アカゲラ

アオゲラ

カケス

カワラヒワ

イスカ

樹霜の中のホオジロ

イカル

カシラダカ

鳥合わせの様子

【美人林情報】残雪10-20cm。一部で芽吹き始まる。

水曜日, 4月 10th, 2024

美人林の駐車場の除雪が完了しましたので、駐車場の利用が可能になりました。
林内の残雪は多いところで20cmほどで、地面がすでに多く出ています。

一部のブナで芽吹きも確認されました。

▲標柱周辺は地面が出ています。


▲一部のブナで芽吹きが始まりました(4月10日朝) 



▲残雪が残っているところでは「根開け」を見ることができました。残雪は多くて20cmほどです。


▲雪解け水が溜まっている池。ブナのシルエットが映り込んでいます。