Archive for 8月, 2017

ナイトミュージアム2017

日曜日, 8月 13th, 2017

暗闇に浮かぶ標本やアート作品、夜になると活発になる夜行性の生き物など、夜の博物館には昼間とは違ったいろんな発見があります。そんな夜の博物館を探検するイベント「ナイトミュージアム」を開催しました。多くの皆さんからご参加いただき、夏休み自由研究応援シリーズの第3弾として開催いたしました。

まず最初にキョロロ周辺の夜の森を探検しました。バナナトラップを仕掛けたコナラ林では、カブトムシやスジクワガタ、スズメガの仲間、アマガエルなどを観察することができました。

館内では、懐中電灯を持ちながらワークシートを使って館内探検を行いました。
志賀夘助さんの蝶コレクションは、薄暗い館内でひときわ美しく照らし出されます。
ワークシートを使いながら、いろいろなチョウを探していきました。


館内の大地の芸術祭作品を使ったクイズも楽しみました。


ここは夜のクワカブルーム。
昼間もカブトムシやクワガタが元気に動き回っていますが、夜はさらに元気!
羽音もブンブン聞こえました。

生体展示する魚類や両生類の中には、夜に活発に行動している種類もいます。
夜ならではの生き物の行動を観察できました。




最後に、ブラックライトをある壁にあてると秘密のメッセージが・・・
ワークシートを使いながら、キョロロ館内を隅から隅まで回り、夜の博物館ならではの発見を楽しみました!

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撮影日:2017年8月12日

じっくり観察!クワカブルーム

土曜日, 8月 12th, 2017

夏のキョロロの定番、生きたカブトムシやクワガタムシを観察し放題の「クワカブルーム」が大人気です。「カブトムシに初めてさわることができたよ!」「入ったっきり1時間ほど子どもが出てきません」などの声も聞かれ、画板を持ち込み絵を描く子、自由研究の参考にする子など、じっくりと生きたカブトムシやクワガタムシを観察できます(9月10日(日)まで)。

このカブトムシたちは、幼虫の時期の温度を変え、促成飼育、通常飼育、抑制飼育の3段階で飼育しており、お盆を過ぎ企画展が終了するまで生きたカブトムシたちに触れ合えるように工夫しています。

※クワカブルームに入る際は、以下の注意をお願いしています。
①カブトムシ、クワガタムシにはやさしく触ってください。
②するどいツメやキバには十分注意してください。
③持ち帰りはできません。
この3つを守って、クワガタカブトムシと触れ合ってくださいね。

夜の昆虫探検

水曜日, 8月 9th, 2017

7月29日(土)に大厳寺高原にて「夜の昆虫探検」を開催しました。
昼間の森ではなかなか見ることのできない昆虫たちを、ライトトラップやバナナトラップを使っておびき寄せます。今年は何が見つかるでしょうか?

まずは事前に仕掛けておいたバナナトラップにどんな昆虫が来ているのかを観察しました。
スズメガや甲虫の仲間が甘い匂いに誘われてやってきていました。

ライトトラップでは昆虫が光に集まる性質を利用し、水銀灯を使ったライトトラップで昆虫を集めます。初めてライトトラップを見た参加者の方もいらっしゃり、白布に集まった昆虫の多さに驚いていました。

今年の夜の昆虫探検ではミヤマクワガタ、コクワガタ、アカアシクワガタといったクワガタの仲間やシロスジカミキリ、ノコギリカミキリといったカミキリムシの仲間を始め、オオミズアオやスズメガなどの多くの蛾、カマキリモドキの仲間、など多様な昆虫が観察できました。




子どもたちは普段は見れない昆虫たちに戸惑いながらも、昆虫と触れ合いながら観察を楽しみました。

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撮影日:2016年7月29日