Archive for 10月 12th, 2019

カエルのジャンプを調べよう!

土曜日, 10月 12th, 2019

9/28(土)に第5回キョロロ生物部を開催しました。
今回のテーマは「測る」。カエルのジャンプ力を種類ごとに測ってみました。
カエルといえばその強いジャンプ力!でもカエルによってジャンプ力に違いはあるのでしょうか?第5回キョロロ生物部ではカエルの種類やカエルの体の特徴(脚の長さや体重など)とジャンプ力の関係を調べてみました。

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最初にカエルのジャンプについてみんなで予想してみます。
「体が一番小さいアマガエルが一番ジャンプすると思う」
「体が一番大きいヒキガエルが一番ジャンプすると思う」
「脚が長いトノサマガエルが一番ジャンプすると思う」
など、それぞれにどのカエルが一番ジャンプするのか、理由とともに予想します。

その後、キョロロの周りの田んぼ周辺でカエルを採集しました。
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それぞれカエルを3種類選び、種類ごとにジャンプする距離を測りました。
白いボードの上に書かれた円の中にカエルを入れ、そこからジャンプした距離を測りました。
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最後に、計測した値をそれぞれまとめます。
距離だけではなく、カエルの体重を計ったり、脚の長さや体の長さを測ったりして、ジャンプした距離と関係があるのかを考えてみました。
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結果、一番ジャンプしたのはアズマヒキガエルの66cm、第2位はヤマアカガエルの59cm、第3位はシュレーゲルアオガエルの40cmと続きました。
「体の大きさとジャンプ力は関係があるかもしれない」
「他のカエルはもっとジャンプするのだろうか?」
「体の大きさが一緒だった場合、どのカエルがジャンプ力が高いのだろうか?」
得られた結果から、次の疑問がわいてきました。

今回のキョロロ生物部では、「測る」テーマにカエルのジャンプ力を種類ごとで比べてみることに挑戦しました。
種類によってジャンプする距離が違うことや、体の大きさや脚の長さがジャンプ力に影響しているのかもしれない、ということを観察を通じて考えを深めました。

次回は10月26日(土)です。今年度の最終回となります。

<キョロロ生物部>
里山の生き物をどんどん「探究」するイベント『キョロロ生物部』が今年からスタートしました。里山の生き物をテーマに、予想→調べる→結論という科学的な思考を毎回体験し、楽しく里山の生き物を調べます。科学の考え方を楽しく学ぶ体験を通じて、子どもたちの「探究する力」の育成を目指します。結論はみんな違ってみんな良し◎です。

キョロロの田んぼの稲刈り2019

土曜日, 10月 12th, 2019

10/6(日)にキョロロの田んぼで稲刈りを行いました。
オタマジャクシやカエル、水生昆虫やイナゴなどいろいろな生き物を育む田んぼで大きく実ったイネ。
参加者の皆さんは田植えにもご参加いただいたり、毎年ご参加いただく皆さんも多く、
里山の農業に触れることができるキョロロの定番イベントです。
今回も地域の方々を師匠に、稲刈りを学び体験しました。
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地域方々の稲刈りには、いろいろな知恵や技が光ります。
手を切らない刈り方、藁を使った結わい方、稲束をくるっと回転させた結わい方など、地域の皆さんから里山のお米づくりに関するいろいろな知恵や技を教えていただきながら、稲刈りは進みます。
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刈った稲は、キョロロの駐車場に設営した「はさ」に掛けて乾燥します。
はさ掛けにもいろいろなコツがあることを教えていただきました。
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小雨混じる中でしたが、たくさんの皆さんからご参加いただきました。
今年のお米の出来はどうでしょうか?楽しみです。
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