Archive for 2月, 2011
ブナのたね 大豊作の予感
月曜日, 2月 21st, 2011最近、なんだか妙にブナの枝先が赤くはないでしょうか?
松之山のいたるところで、そんな光景をよく目にします。
ブナ林にいって落ちた枝を見てみると、枝先にはびっしりと花芽が付いています。
普段見るブナのほっそりとした冬芽と違い、中に雄花と雌花が入っているので、ぷっくりとしています。
キョロロ周辺でブナの枝先をよく観察してみると、冬芽のほとんどが花芽で、しかもほとんどすべての木が大量に花芽をつけているようです。
ひょっとすると、今年はブナのタネの大豊作年になるのかもしれません。
ブナは5~7年に一度タネの大豊作年が訪れるといわれていますが、前回の大豊作は平成17年(2005年)なので、そうであれば6年ぶりです。
いまからすごく楽しみです!
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撮影日:2011年2月21日
あんぼ作り
日曜日, 2月 20th, 2011今日は冬のイベント「あんぼ作り」を開催しました。
「あんぼ」は、長野県で有名な「お焼き」に似ていますが、お焼きが皮を小麦粉から作るのに対して、あんぼは米粉から作る松之山の郷土料理です。
午前中は「ヤチアザミ(正式な名前はサワアザミと呼ばれる山菜)」、「漬菜(野沢菜のこと)」、「あんこ」の具材を入れたあんぼを、午後からは「ダイコン菜」と「あんこ」のあんぼを作りました。
準備が整いました。それでは先生のご指導のもと「あんぼ作り」開始です。
まずは生地作りです。米粉にやわらかめに炊いたご飯を練りこんでいきます。はじめはご飯が熱いので、すりこぎを使って粗く混ぜていきます。
終わったら手を使って練り合わせていきます。これが結構力が必要で大変でした。
こちらでは生地が手にベトベトくっついてしまい大苦戦!先生が助け船を出して練っていきます。
生地が完成したら、今度は具材を入れて生地で包んでいきます。これも結構むずかしい・・・私が作ったあんぼは中の具材がいっぱい外の皮にくっついてしまいました・・・トホホっっ
できたあんぼは20分ほどお湯でゆでます。
最後に地炉(囲炉裏)で焼いて出来上がりです。外はカリっと、中はしっとりの生地に包まれたあんぼはとてもおいしかったです。
お昼を挟んで午後の部です。今度はベテランのお母様方が挑戦です。
午前中とはうって変わって早い早い!あっという間に完成してしまいました。しかもみんな売り物のようによくできています。当たり前ですが、私とお母さん方の実力の差を痛感しました。
こちらの奮闘をよそに赤ちゃんはすやすや寝てしまいました。もう少し大きくなったら一緒にあんぼを食べようね。
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撮影日:2011年2月20日