婿投げ・墨塗り
金曜日, 1月 18th, 20131/15(火)に松之山温泉で奇祭「婿投げ・墨塗り」が行われました。
婿投げで投げられる運命の主役のお婿さん達です。
地炉でお祝いのお酒を飲まれ、ほんのりお顔も赤く、体も十分にやわらかくなった様子です。
投げられる準備万全ですね!
この後、わっしょい!わっしょい!と担がれ、薬師堂まで運ばれます。
そして、温泉街の皆さんがお婿さんを担ぎ、合図と共にふかふかの雪の上に投げられます!
お一人目!おめでとうございます!
お二人目!おめでとうございます!
下では心配そうに見つめるお嫁さんが待っていて、斜面を転がり落ちてきたお婿さんの雪を払い、お二人の愛が深まるのだそうです。
越後の奇祭との呼ばれる婿投げは、もともとは村の娘と結婚した他の村の男を、腹いせに投げ飛ばしたことから始まった行事とも言われています。
その後、墨塗り会場へ移動します。
福撒きなどの後、いよいよ点火です。
とても高く大きなどんどで、燃え方も迫力満点でした。
その後「墨塗り開始!」の言葉と共に墨塗りが始まります。だれかれ構わず「おめでとうございます」といいながら顔に墨を塗っていきます。
伊○研究員の顔も真っ黒。とても楽しそうですね~。塗る場所がもうあまり残っていません。
雪と灰を混ぜた墨を直接顔に塗るとヒリヒリと痛いのですが、墨塗り上級者の地元の皆さんは事前に顔にクリームを塗っておられました。
両端の二人はもはや誰だか分りませんが(笑)、私と伊○研究員です。
取材に来られたカメラマン、警察の方々、観光客の方々も真っ黒。
けど、皆さんとてもよい笑顔をしていました!
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撮影日:2012年1月15日