婿投げ・墨塗り

1/15(火)に松之山温泉で奇祭「婿投げ・墨塗り」が行われました。

婿投げで投げられる運命の主役のお婿さん達です。
地炉でお祝いのお酒を飲まれ、ほんのりお顔も赤く、体も十分にやわらかくなった様子です。
投げられる準備万全ですね!

この後、わっしょい!わっしょい!と担がれ、薬師堂まで運ばれます。
そして、温泉街の皆さんがお婿さんを担ぎ、合図と共にふかふかの雪の上に投げられます!

お一人目!おめでとうございます!

お二人目!おめでとうございます!

下では心配そうに見つめるお嫁さんが待っていて、斜面を転がり落ちてきたお婿さんの雪を払い、お二人の愛が深まるのだそうです。
越後の奇祭との呼ばれる婿投げは、もともとは村の娘と結婚した他の村の男を、腹いせに投げ飛ばしたことから始まった行事とも言われています。

その後、墨塗り会場へ移動します。

福撒きなどの後、いよいよ点火です。


とても高く大きなどんどで、燃え方も迫力満点でした。
その後「墨塗り開始!」の言葉と共に墨塗りが始まります。だれかれ構わず「おめでとうございます」といいながら顔に墨を塗っていきます。

伊○研究員の顔も真っ黒。とても楽しそうですね~。塗る場所がもうあまり残っていません。
雪と灰を混ぜた墨を直接顔に塗るとヒリヒリと痛いのですが、墨塗り上級者の地元の皆さんは事前に顔にクリームを塗っておられました。


両端の二人はもはや誰だか分りませんが(笑)、私と伊○研究員です。

取材に来られたカメラマン、警察の方々、観光客の方々も真っ黒。
けど、皆さんとてもよい笑顔をしていました!

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撮影日:2012年1月15日

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