Archive for 9月, 2018

ブッポウソウ現れる 定例探鳥会

土曜日, 9月 8th, 2018
キョロロ市民協働調査 8月の定例探鳥会の報告
日時:2018年8月25日 午前5時から8時まで
会場:キョロロ周辺 天気:曇り一時雨後曇り 参加者:大人9名、小学生1名、幼児1名
 
 朝方は晴れていましたが、探鳥会が始まるころには曇り空になりました。途中一時雨に降られましたが、後半は曇り空となり無事に探鳥会を終えることができました。
 探鳥会開始前にアカショウビンが何回か鳴きました。途中でブッポウソウの確認もでき、終了間際にはキョロロ上空でサシバの幼鳥とツミの攻防を観察できるなど充実した探鳥会となりました。
 当日撮影された中から何枚か紹介します。( )内は撮影者の名前です。無いものは筆者撮影です。
 
確認種 30種

キジバト、アオバト、アオサギ、トビ、ツミ、サシバアカショウビン、カワセミ、ブッポウソウ、コゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ゴジュウカラ、スズメ、キセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、イカル、ホオジロ、ノジコ 

青字:夏鳥 アンダーライン:絶滅危惧種(環境省)

早朝のキョロロ

サシバの幼鳥

サシバの幼鳥(樋口)

ツミとサシバの攻防(樋口)

ツミとサシバの攻防(緑川)

ブッポウソウ(大島)

ツバメの複数のファミリー(大島)

ツバメとスズメ(樋口)

エナガ(緑川)

メジロ(緑川)

キセキレイ(樋口)

セグロセキレイ(緑川)

イカル(樋口)

ノジコ(樋口)

ノジコ(大島)

探鳥会の様子

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撮影日:2018年8月25日

樹脂で葉っぱづくり

月曜日, 9月 3rd, 2018

「大地の芸術祭」期間中、キョロロでは4人の作家さんによるアート作品を展示しております。
その中のお一人、新野洋さんによるワークショップが8月19日(日)に開催されましたので、ご紹介します。
ワークショップのタイトルは「樹脂で葉っぱづくり」。身近に生えるさまざまな植物の葉っぱを粘土と樹脂でかたどりました。
葉っぱの形の多様性や葉脈の織り成す紋様を観察でき、その美しさを堪能できる、とても刺激的な時間でした。


新野さんによる実演風景。みんな興味津々。


葉っぱの型を粘土につけて、樹脂を流します。うまくできるかな?


ワラビの葉の一部がかたどられています。よくみるとワラビってきれいな形しているんですよね。


樹脂が乾いたら粘土から剝がして洗浄し、余分な樹脂を切り取ります。


ヤマグワの葉脈は美しいのだ。


完成品がこちら!バックを光らせるとさらにきれい!
里山には色々な形の葉っぱがあるんですね。

今回講師をして頂いた新野洋さんの作品は、9月17日までキョロロに展示されます。
ぜひご来館頂き、自然の中から得られ構築された造形の美を堪能して頂ければと思います。

インターン生の石橋春奈と重盛俊弥です

土曜日, 9月 1st, 2018

みなさんこんにちは。国際自然環境アウトドア専門学校からインターンシップに来ている石橋春奈です。
普段は動植物の調査など環境保全に関すること、それらをガイドとしてお客様に伝える方法を学んでいます。私がインターンシップ先にキョロロを選んだのは、歴史や文化がメインではなく「里山」の博物館は珍しく、どんなことをおこなっているのか知りたい、将来ガイドをする上で役に立つ部分がありそうだと思ったからです。

今日は私のオススメの展示を紹介します。
それはずばり・・・「ヘビ」
ヘビってなんとなく怖いと思っている方も多いのではないでしょうか。
ですが、本州で見られるヘビのうち毒があるのはマムシとヤマカガシ2種類だけなんです。他のヘビは基本的には大人しいので、踏んだり、驚かせたりしない限り大丈夫です。見て下さい。このつぶらな瞳。

この子はジムグリです。名前の通り土や石の下によく潜っています。
キョロロではこの他にもシマヘビ、アオダイショウをキョロロの受付周辺に展示しています。日曜日の午前にはヘビの餌やりパフォーマンスがあり、食べている様子も観察もできますよ。ぜひこの子たちに会いに来て下さいね。

 

こんにちは。龍谷大学農学部からインターン生としてキョロロに来ている重盛俊弥です。大学では主に農業に関わる動植物について学んでいますが、キョロロでは里山の生き物について学ぶことができ、とても充実した時間になっています。
私のオススメは夏の定番、子どもたちに大人気の「カブトムシルーム」です。キョロロではたくさんのカブトムシをカブトムシルームで放し飼いしており、誰でも自由に触ったり持ったりすることができます。カブトムシの他にもノコギリクワガタやミヤマクワガタもここで飼育されています。
先日、キョロロのある職員がカブトムシルーム内にアオカナブンを入れるとたちまち人気になりました。他にもカブトムシルーム内で変わった虫が見つかるかもしれません。是非探してみてください。



 

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撮影日:2018年9月1日