Archive for 10月, 2019

紅葉の中での10月の花ごよみ調査

木曜日, 10月 24th, 2019

大厳寺高原キャンプ場周辺を会場に10月の花ごよみ調査を開催しました。
今回は途中強い雨が降ってきたため途中で中断を余儀なくされましたが、16種類の開花植物を確認しました。標高の高い大厳寺高原は紅葉が始まり、彩り豊かな散策路を歩きながら秋の花々を観察しました。

小さな筒状花が多数集まったヒヨドリバナです。
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鮮やかな青が目を引くリンドウです。
雨模様だったため花を閉じたものも多かったですが、日当たりのよい林縁に鮮やかな花をつけていました。
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オオカメノキの葉も紅葉を始めていました。
赤みを帯びたオレンジ色が黄色や緑と混在し目を引きます。
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鮮やかな赤はヤマウルシ。
まだ緑が残る林のふちでひときわ鮮やかな赤が目を引きます。
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1時間弱経過したところで強い雨が降ってきて、残念ながらそこまでとなりました。
他にもアキノキリンソウやゴマナ、ノコンギクなど秋の花々を観察することができました。
今年度の花ごよみ調査は今回で終了となります。
5月から月に1度大厳寺高原を会場に開催し、花々の季節の移ろいをじっくり観察することができました。
来年も参加者の皆さんと一緒に里山の花々の季節の移ろいを観察したいと思います。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

きのこ講習会が開催されました

土曜日, 10月 19th, 2019

十日町食品衛生協会主催の「きのこ鑑別講習会」が、10月9日(水)に「森の学校」キョロロを会場に開催されました。
毒きのこによる食中毒を未然に防止するため、各地区食品衛生協会が「きのこ講習会」を各地で開催しています。
キョロロの森でキノコを採集したり、その後食用・無毒・毒キノコに分類された見本用キノコを見たりしながら、滝沢 博さんを講師に鑑別講習会が行われました。
ずらりと並んだキノコを見ると、生物多様性とその恵みを実感します。参加者にはキノコ汁がふるまわれ、汗ばむような秋晴れの下300名弱の皆さんが参加しました。
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10月の「ブナの森のようちえん」

土曜日, 10月 19th, 2019

10月5日(土)に10月のブナの森のようちえんを開催しました。
徐々に秋を感じ始めたキョロロ周辺の里山や美人林のブナ林で、虫網を片手に野遊びや散歩を楽しみながら夏の里山をみんなで楽しみました。

バッタやコオロギ、オオカマキリやコカマキリなどの昆虫など、草むらを歩くといろいろな生き物に出会うことができました。
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山小屋を覗くと、地面にすり鉢状のくぼみが多数。
アリジゴク(ウスバカゲロウ)の巣です。
そぉーと掘り返すと、中から大きなアリジゴクが現れました!
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この日の美人林はしっとりとした雰囲気。
美人林の中では、体を使って木の登ったり、時折差し込む日差しを浴びながらハンモックに揺られたり、落ち葉でお絵かきをしたりと、それぞれの時間をやりたいことで過ごしました。
まだまだ蚊もおり、油断していると刺されました。
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最後にお腹の大きなシマヘビに遭遇しました。
恐る恐るヘビに触ったり、腕に巻いたりと、ヘビの感触を楽しみました。
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目の前でじっくり生き物を観察したり、各々に里山の自然の中で遊びながらいろいろな発見を楽しみました。
次回は11月2日(土)10時~12時です。紅葉の中の散策になるでしょうか。
ご参加お待ちしております!