8月のこども探鳥会の報告と定例探鳥会のご案内

8月のこども探鳥会の報告

【調査日】令和5年8月12日(土)午前8時から9時30分 天気:晴れ 気温:26℃
【参加者人数】 大人10人、小学生8人

8月になり野鳥の気配を感じる機会がめっきり減りました。野鳥の子育ても無事終わっているものと思います。

しかし、ツバメは2回目の子育てをしているところが多いのではないでしょうか。ヘビに食べられなければいいのですが。

ある家では、8月23日日に3羽のひなが無事巣立ったそうです。

探鳥会開始直後、まつのやま学園のグラウンドにセグロセキレイの若鳥が歩いている姿を観察することができました。地面で餌を探しているようでした。そのあと桜の木の枝に止まりその姿をじっくり見せてくれました。

キジバトの「デデッポッポー」という声を聞き、キジバトは秋遅くまで子育てをすることを聞きました。

ウグイスの「ホーホケキョ」や、ホオジロの「サッポロラーメンミソラーメン」と聞きなす囀りも聞こえました。

突然目の前を「キイ― キイ―」と鳴きながらカワセミが川下に飛んで行きました。

野鳥が少ないので、どうしても昆虫や植物に目が行ってしまいます。ヘビや昆虫の観察、オニヤンマの捕獲、ツノハシバミの実の中のナッツを食べるなどいろいろな観察もできました。

野鳥の姿の確認はなかなか難しかったですが、自然の中での野鳥の営みを感じた探鳥会でした。

確認種 17種

キジバト、カワセミ、コゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ニュウナイスズメ、スズメ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ

当日観察できたセグロセキレイの幼鳥

セミやヘビの抜け殻の説明を聞く参加者

恐る恐るヘビの抜け殻に触るこどもたち

美味しいナッツのツノハシバミ まだ若かったです

集合した近くのさくらの幹にあったホソアシナガバチと見られるハチの巣

 

8月の定例探鳥会のご案内

松之山野鳥愛護会と「森の学校」キョロロの市民協働調査でもある8月の定例探鳥会をご案内します。

【日 時】令和5年8月26日(土)午前5時〜8時

【集合地】「森の学校」キョロロ駐車場

【日 程】午前5時 探鳥会開始

探鳥会に続いて、鳥合わせ・情報交換

      午前8時 終了予定

【申し込み】「森の学校」キョロロ

最近の野鳥写真から

8月23日に無事に巣立った3羽のツバメ

ここからは樋口撮影
カワウ

巣立ち間もないモズ

採餌するチュウダイサギ

こちらも巣立ったばかりのヒヨドリ

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