<市民参加型調査>ハナアブしらべのご案内
木曜日, 6月 11th, 2020キョロロでは新型コロナウイルス感染拡大防止に取り組みながら、里山体験イベントを再開しています。6月13日(土)に開催されてる「ハナアブしらべ」についてご案内いたします。
この事業は「全国科学博物館活動等助成事業」より助成を受けていまして、その助成金により顕微鏡を新たに8台購入しています。これまでは数台しかなかったイベント用顕微鏡は視野や照明装置の質があまりよくありませんでしたが、今回の顕微鏡は「LEDリングライト」がついており、非常に明るく見やすいものになっています。拡大率もこれまでのものよりやや高く、45倍まで拡大できます。
さて、「ハナアブしらべ」では、ハナアブだけをキョロロの森で採集するイベントと思われるかもしれませんが、そうではありません。ハナアブの調査を通して昆虫の種の調べ方や標本の作り方、顕微鏡による標本の観察の仕方を学ぶことができるイベントです。ハナアブに限らず、他の様々な虫を採集してハナアブと比較することでハナアブの特徴を理解していただければ幸いです。ハナアブに限らず、顕微鏡を使って虫をどんどん観察したい方も大歓迎です。顕微鏡の素晴らしさを体験してみませんか?
ハナアブしらべは、8月を除く11月までの第2土曜日で13:30-16:00、キョロロの森を会場に開催されます。定員は10名です。次回の開催は6/13日です。現在のところまだ県民限定とさせていただいておりますが、新型コロナウイルス感染の状況が一刻も早く終息することを願っております。