Archive for the '①生き物だより' Category

インターン生がキョロロのおススメ展示を紹介!

金曜日, 8月 9th, 2024

こんにちは!「森の学校」キョロロで8月7日からの7日間インターン生としてお世話になっている、新潟大学理学部フィールド科学人材育成プログラムの原田海斗です。大学では野生動植物の生態学や自然環境保全などについて学んでいます。子供のころから自然や動植物が大好きなので、豊かな自然を誇るキョロロでのインターンシップはすごく楽しいです!
私がおすすめするキョロロの展示は里山生物の生体展示です。里山に生息する魚類や両生類、爬虫類などの、生きている姿をじっくり観察できます。中でもカエルはとってもかわいいのでぜひ見てみて欲しいです。アマガエルが水槽に貼りついているのもかわいいし、大型のヒキガエルののんびりした動きにも癒されます。

私の推しはこの青いアマガエル。何時間でも見ていられます。

カエルの他にもヘビ、カメ、サンショウウオ、魚などのたくさんの生き物が展示されています。

しゃくれ顔がおもしろいシナイモツゴ。

珍しい白いアオダイショウ。

実際に生きている彼らの姿を見れば、身近な里山の生き物に興味・関心をもつきっかけになると思います。キョロロに訪れた際にはぜひ、推しの生き物を見つけてみてください。

【まるで里山が標本箱!巨大昆虫大集合】超高解像度人間大昆虫写真[life-size]

金曜日, 7月 26th, 2024

現在、大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレ2024が開催中です。
この夏も、キョロロ周辺の里山に人間の大きさまで拡大された超高解像度人間大昆虫写真[life-size]が大集合しています。

大地の芸術祭アーティストの橋本典久氏+scopeが制作する、生物多様性とアートが融合した作品です。まるで里山が標本箱!
トンボの翅の細部やチョウの鱗粉など肉眼では見えない部分もリアルに浮かび上がり、造形の美しさや昆虫の多様性に触れることができる作品です。
この夏はキョロロ周辺に18基の巨大昆虫パネルが設置されています。散策しながら、ぜひ鑑賞してみてください。すべて見つけることができるかな?

超高解像度人間大昆虫写真[Life-size]
https://www.echigo-tsumari.jp/art/artwork/super_high-resolution_human-size_photographslife-size/





こども探鳥会の報告(7月)と定例探鳥会(7月)のご案内

木曜日, 7月 25th, 2024

7月のこども探鳥会の報告   

令和6年7月13日(土)午前8時から9時30分

天気:曇り時々晴、開始時気温21℃、

参加者 大人12人、小学生11人、幼児1人

梅雨の晴れ間の薄曇りの探鳥会でした。7月も中旬になると野鳥の囀りが少なくなり、姿の確認も減ってきています。それでもホオジロがソングポストで囀ったり、ブナ林からはキビタキの澄んだいい声の囀りが聞こえたりしていました。ハシボソガラスがグラウンドで地面からミミズを上手に掘り出し食べている姿をじっくり観察できました。サシバが上昇気流に乗ってどんどん空高く上がっていき、姿がどんどん小さくなっていく様子を観察できました。観察の途中では、ナワシロイチゴをたべたり、オニヤンマのヤゴの抜け殻を見つけたり自然をたっぷり味わいました。

確認できた鳥(20種):カルガモ、ホトトギス、トビ、サシバ、ノスリ、アカゲラ、アオゲラ、サンショウクイ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、ノジコ

探鳥会時の記録写真


▲ハシボソガラス


▲ホオジロ


▲猛禽類


▲オオシオカラトンボ


▲探鳥会開始時の顔合わせ



▲探鳥会の様子

7月の定例探鳥会のご案内

野鳥たちの子育てが間もなく終わります。松之山を選び子育てをする野鳥たちの子育てが無事に済み、順調に巣立つことを願うばかりです。野外では、無事に巣立った幼鳥が親鳥と群れを作って一人前になるための生活をしています。まだまだ見守りが必要ですね。必要以上に近づかないようにしましょう。

【日 時】令和7年7月27日(土)4時30分~7時30分
【集合地】「森の学校」キョロロ駐車場
【日 程】4:30 探鳥会開始
     7:20 鳥合わせ・情報交換
     7:30 終了予定

最近撮影された野鳥


▲カッコウ


▲アオサギ



▲カワセミ


▲アオゲラ


▲ハクセキレイ


▲サシバ